最近、インターネット上で話題となっている言葉で「道路族」というものがあります。道路族に悩まされるお宅が多く、お悩み掲示板などを検索すると非常に多くの被害相談を見つけることができます。
とは言え、この「道路族」とは何でしょうか?もちろん、高速道路の工事などで天下りしている方々ではありません。
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道路族とは?
道路族とは、「分譲地などの道路で長時間遊んでいる子供、またその親」のことを指します。
具体的に言えば、車通りの少ない道路でサッカーをする子供、ローラースケートで道路を走り回る子供、人の家の敷地内へ侵入する子供、そしてその子供を注意せず道路で延々立ち話をする母親のことを指します。
そういえばウチの近所にも・・・という方も多いのではないでしょうか。
このような人種は昔から一定数居ましたが、道路族という命名がされたことによって一気に問題が表面化してきました。
道路族の問題
それでは、道路族の何が問題なのでしょうか?
それはやはり「他人の子供のいたずらによって我が家が傷付けられる」ところだと言えます。
具体的なイメージが沸くように、Yahoo!知恵袋から道路族に対する被害を紹介していきたいと思います。
一日中遊んでいる訳ではないのですが、お昼以外はほぼ遊んでいます。
ストライダーやキックボード、ボール遊びや、道路に線路を敷いて電車遊びをしています。
(中略)
私は主婦ですが在宅で仕事もしているので、もう頭が痛くてノイローゼになりそうです。
この方は子供の遊び声にストレスを感じ、辛い日々を送っているようです。このように、道路に平然と遊び道具を置いたり、我が物顔で遊んだりするのが道路族の子供の特徴です。
毎日平均して16:30~20:30頃まで、近所の5世帯の子供たちが遊んでいる。ボール遊びをしているのですが、親も子供も一緒にやっていて、我が家の窓に頻繁に当てます。また、庭にしょっちゅう蹴り入れますが、無断で侵入しボールを取って行きます。我が家の前にチョークで落書きをし、消して行きません(親も一緒に描いています)。
ここまで酷いと被害届出しても良いレベルだと思います。道路族の一番の問題は「親が注意せず、むしろ開き直って一緒に騒ぐ」ところです。
まともな親なら子供を注意できますし、他人様に迷惑をかけないように遊ばせます。
しかし道路族の親は他人の迷惑を考えず、自分たちだけが楽しければ良いという態度を取っています。これが道路族の一番たちの悪いところです。
これ以外にもYahoo!知恵袋で「道路族」と検索すれば、山ほど被害相談が出てきます。正直、これだけ問題になっているのに警察が何もしないことが驚きですが。
明確な対策がない
道路族の問題は「明確な対策がない」ところです。
町内の問題であれば基本的には町内会の仕事なのですが、今の日本の町内会というのは、そこまで積極的に問題解決に取り組もうとしません。苦情を入れても紙切れ一枚ポストに挟むだけでしょう。
また、市役所や小学校に苦情を入れても同様です。こちらも他人ごと、口頭注意くらいはしますが、それ以上は何もしません。
さらに、警察に相談しても対応してくれることは稀です。基本的に警察はこの手の問題には干渉しませんので、明確な被害が出ていないからとあしらわれます。フェンスなど傷つけられれば被害届くらい出せるかもしれませんが、本気の捜査はしてくれないでしょう。
つまり、道路族問題は「誰にも相談できないし、明確な対策もできない」不治の問題なのです。
我が家も道路族問題に立ち向かっています
こんな道路族問題ですが、なぜ今回取り上げたかと言うと、我が家の町内でも道路族がいるからです。
上記で紹介した道路族問題ほど酷いものではありませんが、やはり道路でサッカーやスケボーしたり、この前は我が家の敷地内の化粧ブロックに5人くらい子供が勝手に座ってゲームしたり、敷地内に入ってきたボールを取るため許可なく侵入したり、いろいろありました。
化粧ブロックの件は私が見つけたときにキツく叱り、ボールを取りに敷地内侵入したときも叱ったおかげか、その子供たちは最近我が家の周りに現れていません。
ですが、道路族の子供は他にもいます。我が家には明確な被害など受けていませんが、被害を受ける前に何らかの対策をと考えています。
具体的には、「監視カメラの設置」「フェンスに振動感知センサー&アラーム」「セコム」を検討しています。セコムは近々見積もりしてもらうので、そこで道路族対策について相談してみる予定です。
セコムも初期費用が数十万と高いのですが、それで安心して暮らせるなら安いものですし、道路族対策だけでなく強盗対策にもなるので一石二鳥かと考えています。また後日、セコムに道路族対策について相談した結果を紹介したいと思います。
道路族問題は根が深く解決する術がほとんどない状況ですが、我が家の対策を紹介していくことで、道路族に悩む方々の力になれればと思います。