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エアコン 快適エアリー

快適エアリーのデメリットまとめ

セキスイハイムといえば快適エアリー。高性能フィルターで空気中のアレルギー物質を家の中に取り込まないようにし、夏はクーラー、冬はエアコンと万能な全館空調システムです。

セキスイハイムで建てる方は、この快適エアリーを搭載するかどうか、一度は悩まれると思います。

今回は、そんな方を対象とした、快適エアリーのデメリットをまとめたいと思います。

インターネットの情報だけでなく、我が家の快適エアリー導入後に気付いたデメリットもお伝えしていきます。

価格が高い

我が家は一階だけ快適エアリーを設置しましたが、それでも80万円の費用がかかりました。

二階も設置するとなると、広さにもよりますが約100~150万円もかかります!これは高いですよね。

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ちなみに、快適エアリーと同等の機能を実現するなら、各部屋エアコンと空気清浄機が必要になりますが、エアコン一台10万円、空気清浄機一台5万円として、広さを4LDKとすると、合計でも75万円ですから、およそ25~75万円は安く済みます。

 

ただし、快適エアリーとまったく同じ機能を市販のエアコン・空気清浄機では再現できない点にご注意ください。

何かというと、快適エアリーの場合、汚れた空気を建物内に取り込まない仕組みがあるのに対して、市販の空気清浄機は一旦建物の中に入った汚れた空気を綺麗にするという違いがあります。

快適エアリーは高性能フィルターと高い気密性の建物の合わせ技で、PM2.5や黄砂、排気ガスや花粉などのアレルギー物質を建物の中に取り込みません。一方、空気清浄機は部屋の中の空気を綺麗にするだけですので、例えば花粉などは建物の隙間などから入り込んで部屋に浮遊しています。それを綺麗にするだけですので、部屋の隅っこなどには花粉が残っている可能性があります。

快適エアリーであれば、そのような心配もなく、文字通り快適に過ごせますので、その辺りの優位性に対して数十万の差額を払えるのか否かが、快適エアリーを導入すべきか否かを分ける1つの基準とも言えます。

二階への設置メリットが少ない

我が家は快適エアリーを一階だけに設置していますが、上記で述べた空気清浄機能については標準で一階・二階両方についています。二階についていない機能はエアコン機能だけです。

つまり、快適エアリーを二階に設置するというのは、市販エアコンの代わりに快適エアリーのエアコン機能だけを二階に増設するということなのです。

よって、先ほど述べた空気清浄機能のメリットについては、二階に関しては無意味なのです。それならば、二階は市販のエアコンを設置した方が金銭的なメリットの方が大きいですよね。我が家もそう考えて、快適エアリーを一階だけに設置しました。

 

ただ、二階にも快適エアリーを設置するメリットがあるとすれば、一階二階両方のエアコンを集中管理できる点でしょうか。

快適エアリーは非常に細かくスケジュール設定ができます。例えば夜間の安い電気を使用して予冷しておいて、日中の暑い時間帯は設定温度を1、2℃上げて電気代を節約するとか、帰宅1時間前にエアコンを起動させるとか、市販のエアコンとは比べ物にならないくらい細かい設定ができます。そのような設定を、リモコン1つで家中すべて管理できる点はメリットです。市販のエアコンを設置してしまうと、個別の部屋ごとにスケジュール設定したりと煩雑になります。

特に細かいスケジュール設定などしないのであれば、二階に快適エアリーは不要だと言えます。

窓を開けれない

これは物理的な意味ではなく、心理的な意味です。

快適エアリーで空気清浄しているので、窓を開けてしまうと快適エアリーの高性能フィルターを通らずに、外気が部屋の中に入ってきてしまいます。これでは快適エアリーのメリットが台無しですよね。ですので、基本的に窓は閉めっぱなしが標準です。

でも、どうしても窓を開けたくなるときはあります。例えば夏の終わりかけで朝晩は外が涼しくて、エアコン切って外気で部屋を涼しくする、という場合などです。日中はまだまだ暑いので、その熱が部屋に残っていると、夜になって外は涼しいのに部屋の中は少し暑いという逆転現象が起きてしまいます。

我が家はそれでも外気を中に入れたくないので、エアコンをつけていましたが、容易に窓を開けたりできないのはデメリットと言えます。

もちろん、空気清浄なんて気にせずに過ごせるなら窓全開でも良いのですが、それならそもそも快適エアリーは不要なので、やはり快適エアリーを設置したら窓は開けないというのが通常かと思います。

通気口がフローリングにある

市販のエアコンと異なり、快適エアリーの場合は通気口がフローリングにあります(下図)。

快適エアリー通気口

 

写真では平らになっているように見えますが、実際は数ミリの段差があります。

これの何がデメリットかと言いますと、最近流行のロボット掃除機が通る際にガガガっと音がしてしまうのです。

我が家はルンバを飼っていますが、やはりこの通気口を通る際はガガガっとうるさく通行します。そのたび傷がつかないか心配になるのですが、今のところ傷はついていないので大丈夫なようです。

また、通気口が床にあるので、物を落とすと取り出すのが大変です。特に小さいお子さんが居るご家庭ですと、いたずらして小物が通気口に落とされたりして大変です。

このあたりも快適エアリーの地味なデメリットと言えます。

除湿冷房は暑い

快適エアリーの冷房は市販エアコンと同等、ちゃんと冷えてくれます。我が家では27℃設定にしていますが、暑がりの私でも涼しいと感じるくらいですので、冷房性能は十分です。

ただし、除湿冷房運転はかなり暑いです。入居当初、除湿25℃で暑すぎて、さらに温度を下げて22℃にしても若干暑いくらいで、快適エアリーの不良かと文句を言いそうになったくらいです。後で冷房運転に切り替えたら、普通に冷えてきましたので、単に除湿冷房運転だけが能力不足なのかもしれません。

快適エアリーの除湿は、一階の床下のエリア(ベースといいます)も除湿するため、おそらく広すぎて冷房能力が足りなくなっているのではと思っています(確証はないですが)。ちなみに冷房運転はベースは冷却せず、一階の住居部分だけ冷却するため、十分に冷えています。

快適エアリーを導入する際は除湿冷房運転の冷却性能はあまり期待しない方が良いと思います。

まとめ

以上、快適エアリーのデメリットを述べてきました。入居前にわかっていたデメリットから、入居して初めて気づいたデメリットまで、いろいろありました。

ただ、それらのデメリットを踏まえても、我が家では快適エアリーを導入してよかったと思っています。花粉症持ちの自分としては、やはり綺麗な空気の中で過ごせることが何より大きなメリットでした。また、冬になると床下からじんわりと暖かくなるので、暖房の風が苦手な自分にはマッチしている設備だと思います。

これからセキスイハイムで新築を建てられる方も、上記のデメリットを考慮して、それでもメリットの方が大きいと判断できたら、ぜひとも快適エアリーの導入をおすすめします。一日中快適エアリーをつけていても100円ちょっとなので、そこまで電気代も高くならないので、我が家では快適エアリーの設置に大満足しています。

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