前回の記事で、2016年9月の住宅ローン金利が上がることを紹介しましたが、具体的にどれだけ引き上げられるのかは分かりませんでした。
今日で9月になり、各銀行も一斉に今月の住宅ローン金利を発表しましたので、いつものごとく金利推移を確認していきたいと思います!
特に今回は、どれだけの銀行がどの程度金利を引き上げたのか、非常に興味深い月でもあります。これから住宅ローンを借りる方は必見です!
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みずほ銀行
まずはメガバンクと言えばみずほ銀行。速報では金利引き上げとのことでしたが、果たして?
今月のみずほ銀行は、全固定プランで金利引き上げとなりました!
金利の引き上げ幅はどのプランも一律0.05%の引き上げとなっています。これまで金利引き下げ祭りだったのが一変していますね。
こんなことなら先月借りておけばよかったーという方も多いのでは?
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。こちらも嫌な予感がしますね。
今月の三井住友銀行は、固定3年以上で金利引き上げとなりました!
みずほ銀行より引き上げ幅が大きく、最大で0.1%もの引き上げとなっています。たかが0.1%とは言っても、総返済額としては数十万円も増えてしまうことになります。
借りるタイミングで、数十万円も損するとは、なかなか住宅ローンも恐ろしいですよね。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。ここまできたら三菱東京UFJ銀行も金利引き上げでしょうね。
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定2年以上で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅も最大で0.1%ですから、三井住友銀行レベルの引き上げです。これは借り手には痛手です。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2016年9月の住宅ローン金利を見ていきました。
前情報のとおり、今月はメガバンク3行全てで金利引き上げとなってしまいました。日銀のマイナス金利の影響も吹き飛ばされてきているのかもしれません。
来月以降も金利が引き上げられてしまうと、消費者的には借りにくくなって、お金が回らなくなると思ってしまいますが、どうなのでしょう。
各銀行には、これ以上引き上げないように努力してもらいたいものです。とは言え、住宅ローン金利の指標となっている長期金利が低下しないことには何ともならないのでしょうけど。