セキスイハイムで建てた我が家は5.6kWの太陽光発電設備が付いています。
ご存知の通り、太陽光発電のような再生可能エネルギー発電は、電力会社が固定価格で買い取りしてくれますので、ちょっとしたお小遣いになります。もちろん、太陽光発電設備の設置はタダではないので、元が取れてからが利益なのですが。
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我が家では、毎月の太陽光発電の売電料をメモしていて、過去の記事でも紹介しています。しかし、最近は天候が良くなく、売電も思わしくない状況です。なんとか売電収入を増やさないと元が取れなくなりそうです。
そこで今回は、私と同じように太陽光発電設備を持つ家庭向けに、売電収入の増やし方を紹介したいと思います。
日中の電気代を節約
家庭用の太陽光発電は基本的に10kW未満であることが多いです。そして、10kW未満の太陽光発電の場合、余剰買い取りという仕組みで電力会社が買い取りを行います。
余剰買い取りというのは、太陽光発電した電気を家庭で使って、その余りを電力会社に売るという仕組みです。つまり、日中は家庭で消費する電気のほとんどを自宅の太陽光発電でまかない、余ったら売電収入として手元に入るのです。
自分で発電したものを自分で消費するし、その分電気代が節約できるから問題ないのでは?と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
電力会社から買う電気の方が自宅の太陽光発電より安い
例えば電力会社から電気を買って使う場合、中部電力のEライフプランだと、休日の日中で1kWhあたり25円です。
一方、太陽光発電の固定買取価格は2015年度は中部電力管内なら33円ですので、中部電力から買う電気の方が自宅の太陽光発電より安いのです。
なのに、日中の時間にガンガンに電気を使ってしまうと、単価の高い太陽光発電の電気から消費してしまうので、結果的に損なのです。
つまり、太陽光発電の売電収入を増やしたいなら、できるだけ日中に電気を使わないことが大事です。
例外もある
ただし例外もあって、日中でも電力会社から電気を買う方が、自宅の太陽光発電の電気を使うより高い場合もあります。
先の例では、中部電力の休日の日中はホームタイムと言って、電気代が比較的安い時間帯です。しかし平日の昼間だとデイタイムとなり、これだと1kWhあたり35円になってしまい、これだと太陽光発電から買い取り価格33円より高くなってしまいます。
そうなると高い電力会社の電気を使わずに自宅の太陽光発電の電気を使う方が、トータル安くなります。ただし、昨年度に太陽光発電を設置しているお宅なら、買い取り価格が37円ですから、平日昼間でも電力会社の電気を使う方が安く済みます。
まとめ
以上、今回は太陽光発電の売電収入を増やすための方法について紹介しました。
この方法を使う場合、自宅の電気代のプランを調べて、日中に電力会社からの電気を使う方が安いのか、または自宅の太陽光発電の電気を使う方が安いのか、調べる必要があります。
電気代のプランは毎月送られてくる電気代使用量明細に記載してあることが多いので、そちらで確認して、効果的な電気の使い方を実践すると良いと思います。