2015年度に入り、各行とも4月の住宅ローン金利を発表しました。
今年2月時点の最低金利を境に、先月は各行とも微増だった住宅ローン金利。事前情報では、ソニー銀行は全タイプで金利の引き下げを行い、一方で三菱東京UFJ銀行は当初固定10年以上の住宅ローンタイプの金利を引き上げると、各行で動向が異なっていました。
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4月になって各行の正式な住宅ローン金利が発表されましたので、早速比較していきたいと思います。今回はネット銀行編です。
ソニー銀行
ソニー銀行は事前情報の通り、各タイプの住宅ローンで金利を引き下げています。
変動金利は変化なし、固定タイプで最大0.04%の金利引き下げとなっています。4月に発表された金利は、事前に3月半ばに発表された金利と同じなので、特に見直しをかけたりはしなかったようです。
楽天銀行
こちらも基本的に全タイプの住宅ローンで金利引き下げとなっています。引き下げ幅は固定2年が最も大きく、0.07%も引き下げられています。その他もおおむね0.01%から0.02%程度の金利引き下げとなっています。
ソニー銀行と異なるのは、変動金利も微減ながら金利引き下げしている点です。引き下げ幅は0.001%と少しだけですが、引き上げる要員がなかったことは高評価です。
まとめ
以上、今回はネット銀行の4月分の住宅ローン金利を見ていきました。
三菱東京UFJ銀行とは異なり、ネット銀行系は金利引き下げに走った点が興味深いところです。
今回のようなケースだけを考えれば、より安く住宅ローンを借りるならネット銀行がオススメと言えます。実店舗がないのはネックかもしれませんが、繰上げ返済などは手数料タダで出来たり、1円から繰上げ返済できる柔軟さはネット銀行ならではだと言えます。
次回はメガバンク系、地方銀行系の4月分の住宅ローン金利を見ていきたいと思います。