毎月恒例となっていますが、月初めの住宅ローン金利確認。今回もやっていきますね。
先月までは住宅ローン金利が上がり調子で、こんなことなら2月の最低金利時に借りておけばよかったー、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
金利動向を見ていっても、今年の2月以降、下がることなく上がり続ける住宅ローン金利。変動金利は変わらないんですが、当初固定タイプのものと、長期固定タイプのものが軒並み上昇。
ゆるやかですが、着実に金利上昇してました。
ですが、ここに来てギリシャの金融危機、中国株大幅下落など、世界経済に大きな影響を与えるイベントが発生してきて、今月の住宅ローン金利が気になるところでした。
そこで今回は、メガバンクの2015年8月の住宅ローン金利を紹介しつつ、今後の動向についても推測していきたいと思います!
みずほ銀行
まずは、みずほ銀行。メガバンクの代表格ですが、今月の住宅ローン金利はどうなっているでしょうか?
変動金利は変わりなし、固定金利も当初固定5年までは先月と同じ金利です。
先月と異なるのは固定7年以上のプラン。軒並み0.05%の引き下げとなっています。
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先月までの金利引き上げ祭りが嘘のように、がっつり下げてきました。金利としては2015年6月と同じレベルですね。
三井住友銀行
続いては三井住友銀行。こちらも大手ですから、住宅ローンを借りようと考えている方も多いのではないでしょうか?
三井住友銀行も同様に、金利を引き下げてきました。変動金利は変化なし。
ただ少し不思議なのは、先月と比べて固定3年プランだけは金利据え置きということです。それ以外はみずほ銀行と同じく0.05%の引き下げとなっていますね。
三菱東京UFJ銀行
次は三菱東京UFJ銀行です。先の2行と同様の傾向なのでしょうか?
こちらも変動金利、固定5年までの金利は据え置かれています。一方で、固定7年以上のプランで金利引き下げとなっています。引き下げ幅は0.05%。
三行とも、図ったかのように、固定7年以上は金利引き下げですね。しかも、引き下げ幅も同じく0.05%となれば、メガバンクならどこで借りてもだいたい同じくらいの金利で借りれそうですね。
りそな銀行
おまけで、りそな銀行の住宅ローン金利も見てみます。
りそな銀行も、基本的には金利引き下げですね。変なのは、固定10年タイプだけ、引き下げ幅が0.1%とかなり大きくなっていることです。なぜ?
まとめ
以上、今回はメガバンクの2015年8月の住宅ローン金利を確認しました。
先月までの金利引き上げフィーバーがひと段落したのか、今月は軒並み金利引き下げとなっていました。これから借りる方には朗報ですよね。
ただ、来月どうなるかはまだまだ不透明なんです。
ギリシャ問題も一応は落ち着いて、中国株の下落も一巡したかなぁと言うところですが、海の向こうではプエルトリコが債務不履行になってしまって、これがどう影響するか、ですね。
何事もなければ、来月は据え置きか再引き上げが濃厚。プエルトリコ問題が世界経済に波及すると引き下げという感じでしょうか?
つまるところ、今の段階では精度良く推測なんてできないですが。。。
とりあえず、住宅ローン低金利時代のなかで、珍しく引き下げとなった今月は、借りどきではないでしょうか。