セキスイハイムで注文住宅を建てる契約をすると、契約後から間取り、インテリア、エクステリアの打ち合わせが始まります。
建て売りと違って注文住宅の場合は、間取りからインテリア、エクステリアまで、自分の好きなように決められるのが良いところです。
そんな魅力的な注文住宅ですが、初めてお家を建てる方だと、
「どんな風に打ち合わせするのだろうか?」
「間取りはどんなものでも作れるの?」
「インテリアやエクステリアをハウスメーカーに頼むと高いのでは?」
など、たくさんの疑問点があると思います。
我が家もセキスイハイムで注文住宅を建てましたが、最初は分からないことだらけでした。
スポンサーリンク
そこて今回は、これからセキスイハイムで注文住宅を建てる方に向けて、注文住宅ならではの打ち合わせの進み方について紹介していきたいと思います。
まず今回は、契約後最初に行う間取りの打ち合わせについて紹介します。
契約後は、まず間取り
セキスイハイムで注文住宅を建てると決めて、手付金を払って契約を交わすと、いよいよ間取りの打ち合わせに入ります。
もちろんこの段階になると、どの土地に建てるかは決まっています。でないと、土地の広さや
形によって、間取りが変わってきますので。
土地が決まれば、間取りの打ち合わせとなります。ここでは、以下のような流れで打ち合わせが進みます。
営業さんと打ち合わせ
契約後、間取りの打ち合わせのために日程調整があります。契約前の見積もり段階で、ある程度の間取り図は完成しているとは思いますが、あとで変更したい部分が出てきたり、予算との兼ね合いで広くしたり狭くしたりすることもあります。ですので、契約後に間取りの打ち合わせが行われます。
契約したのに、そのあと間取りを変更しても良いの?と思われるかもしれません。注文住宅の場合は特殊で、契約後でも間取りの変更は可能です。
そもそも、注文住宅契約時にはインテリアもエクステリアも仮費用となっていますし、契約時に正確な費用が算出されることは稀です。基本は契約後に費用の変更があり、その都度、契約変更のための書類をハウスメーカーと契約者間で交わすことになります。
ただ、この契約変更の書類は印紙が必要となりますので、基本的にはある程度まとまった変更を一緒にして、契約変更書類の締結となる場合が多いです。
ということで、契約後に間取りの打ち合わせが始まることになりますが、基本的に担当は営業さんの場合が多いようです。
セキスイハイムの場合は、注文住宅の担当ができるのはベテラン社員に限られるようで、私の場合も営業さんは展示場の店長でした。そのため、間取りに関しても知識は豊富で、打ち合わせ中の変更について、すぐに事務所で立体図面を印刷してきてくれるほどでした。
打ち合わせは基本的に展示場
間取りの打ち合わせは、基本的にセキスイハイムの展示場が多いようです。我が家も近くのセキスイハイム展示場で打ち合わせしていました。
展示場で打ち合わせをするメリットは、事務所が併設されているため、図面の変更などがすぐに行えるところです。
たとえば、打ち合わせ中に良い間取りを2つ提案したとして、展示場ではない場所で打ち合わせしていたら、次回の打ち合わせで2つの間取り案の確認をするしかありません。
一方、事務所併設の展示場で打ち合わせすると、打ち合わせ中に出てきた間取り案について、すぐ担当さんが事務所に戻って、ものの10分程度で新しい間取り図を作ってくれます。そうなると、打ち合わせの効率が良いので、早く施工に移ることができます。
1、2週に一回ペース
間取りの打ち合わせの頻度は、各々の予定の空き状況にもよりますが、おおむね1週間から2週間に一度のペースで進みます。
これよりも頻度が少ないと、前回の打ち合わせの内容を忘れてしまいますし、施工の時期も遅れてしまいます。すでに契約は完了していますので、施工はなるべく早いほうが得策です。
(増税直前や、太陽光発電の買取価格引き下げ前、住宅ローン金利などの動向にもよります)
だいたい打ち合わせの終わりに、次の打ち合わせの日時を決めることが多いです。
立体図面を見ながら検討
打ち合わせ自体は主に2つの間取り図を見ながら進みます。
ひとつは、「平面図」。これは間取りを上から見た図で、実際の間取りの何十分の一かの縮尺となっています。
なので、たとえば何センチの机を置いたら、どれくらいスペースが空くかとか、ダブルベットは置けるのかとか、平面図の段階で検討することができます。
もうひとつは、「立体図」。こちらは立体的な間取り図で、斜め横から見たお家の間取りが確認できます。
こちらは平面図と異なり、壁紙やフローリングといった部材に色が入っていますので、おおよその雰囲気がつかめます。もちろん間取りの打ち合わせが終了すれば、その後はインテリアの打ち合わせなので、ここでの内装は仮決めのものです。
ただ、平面図で見るよりも直感的なので、立体図のほうが見やすいと思います。
セキスイハイムの間取りの制約
セキスイハイムは住宅の半分以上を工場生産しています。工場生産するためには「規格」が必要となり、セキスイハイムの場合は、複数のボックスを組み合わせて間取りを作っていきます。レコブロックみたいなイメージでしょうか。
そのため、ボックスの大きさが間取りの基準となりますので、間取りの微調整がしにくいという欠点はあります。
たとえばボックスは四角形なので、コーナーが三角とか丸の間取りは作りにくいですし、もうあと一畳だけ増やしたいと思っても、間取りの大きさはボックスの大きさごとでしか増減できなかったりします。
また、選べるボックスの種類は建てる家の種類によっても変わります。クレスカーサよりもハイムbjのほうが選べるボックスの種類が多かったりしますので、自由に間取りを作りたいなら価格の高いタイプの家にしないといけません。
とはいえ、ボックスも種類がいろいろありますので、よほど変な間取りでなければ、クレスカーサで十分だと思います。
終わったら次はインテリア
間取りの打ち合わせが終わって、最終的な間取り図が完成したら、次はインテリアの打ち合わせとなります。
ここまで来るのに、長いと半年くらいかかる人もいるそうですが、だいたい2ヶ月から3ヶ月程度を見積もっておけば良いと思います。
間取りは住み始めてから変えることがほぼできませんので、ここでは時間をかけてでも満足いく間取りを作るべきです。せっかくの注文住宅なので、自分の好みの間取りを作りましょう!