今年の2月からじんわり引き上げられている住宅ローン金利ですが、ここにきて一転、引き下げ傾向となる見込みであることが分かりました!
ちなみに、今月までの住宅ローン金利の推移は以下のようになっています。
みずほ銀行の住宅ローン金利の推移ですが、今年の2月から緩やかに上昇していることが分かります。
アベノミクスの影響か、日本経済が緩やかに成長していると思われているためか、ここ数ヶ月の金利は上昇するばかりでした。
スポンサーリンク
金利が安いと言われるネット銀行でさえ、引き下げることがなかったくらいです。
それが来月には引き下げになる見込みであるというのですから、これから住宅ローンを借りる方には朗報と言えます。
ソニー銀行は半月前に金利公開
ソニー銀行では、他行と異なり、次の月の住宅ローン金利を半月前に公開しています。つまり、7月半ばの現在、すでに来月の住宅ローン金利が公開されています。それがこちら。
ご覧の通り、今月に比べて来月の住宅ローン金利が下がっているのが分かりますね。
引き下げ幅は、0.002〜0.055%となっています。
変動金利は相変わらず変更なしですが、東証固定金利のプランでは、すべてで金利を引き下げています。
10年国債利回りの低下に連動?
住宅ローン金利の長期固定モノは、10年国債利回りの動きに連動していると言われています。今回、住宅ローン金利が下がったということは、10年国債利回りも下がっているのでしょうか。
上のグラフは10年国債利回りの動きです。
確かに、6月半ばに比べると利回りがやや下がっています。この影響を受けて、ソニー銀行は住宅ローン金利を引き下げたのかもしれません。
まとめ
以上、今回はソニー銀行の来月2015年8月の住宅ローン金利を紹介しました。
住宅ローン金利は、基本的に各行の動向は変わりませんので、ソニー銀行が来月の金利を引き下げたなら、みずほ銀行に代表されるメガバンクなどの住宅ローン金利も引き下げられるものと思われます。
これから住宅ローンを借りる方は、少し様子見が良いかもしれませんね。