前回、前々回と、ネット銀行とメガバンクの2015年9月の住宅ローン金利を見ていきました。
引き下げ幅に違いはあれど、基本的には金利引き下げの動きでしたね。
のこるは地方銀行です。地方銀行も昨今はメガバンク並みに金利優遇キャンペーンを展開していたりしますので、住宅ローンを借りる方も多いと思います。私も地方銀行で借りたクチです。
地方銀行で住宅ローンを借りると、地域によっては利子補給制度が使えます。これは、住宅ローンの利子のうち、一部を地方自治体が還元してくれる制度です。
利子補給するための条件があったりしますが、私の住む市では、市内に家を建てていて、かつ市内の金融機関で住宅ローンを借りる必要があります。すると、10年間、住宅ローンのうち500万円までにかかる利子に対して、最大2.0%が還元されます。
メガバンクにこだわりがなければ、地方銀行というのもアリな選択肢なのです。
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前置きが長くなりましたが、それでは今月の地方銀行住宅ローン金利を紹介していきます。
横浜銀行
まずは横浜銀行。
当初固定5年と10年タイプで0.05%の引き下げとなっています。それ以外の固定プランや変動金利は据え置きです。
千葉銀行
次は千葉銀行。けっこう大きな地方銀行ですね。
こちらは、固定7年で0.05%、10年で0.1%の引き下げとなっています。横浜銀行では金利を引き下げた固定5年タイプは据え置きですね。
このあたりは銀行ごとに特色のあるところです。
静岡銀行
最後は静岡銀行。県内シェア1位の実力派。
こちらは固定5年と7年タイプで0.05%の引き下げとなっています。
横浜銀行と千葉銀行では引き下げた固定10年タイプは据え置きなんですね。なにか思うところがあったのかもしれませんね。
まとめ
以上、今回は地方銀行の2015年9月の住宅ローン金利を見ていきました。
地方銀行も基本的には金利引き下げ傾向です。引き下げ幅やプランに違いはありますが、やはり傾向はメガバンクやネット銀行と同じです。
ということで、今月はなんと全銀行で金利引き下げとなりました!住宅ローンを借りる人には朗報ですよね。
金利が下がった分、より長い長期固定プランの住宅ローンも選べるかもしれませんし、フラット35を選ぶのもアリですね。
または、変動金利がここ一年変動していないので、あえて変動金利を借りるのもアリかもしれません。で、変動金利上昇の兆しが見えてきたら固定に乗り換えるとか。
来月はどうなるか分かりませんが、今月借りる予定の人はラッキーですね!