毎月恒例の住宅ローン金利の動向調査。地味な活動ですが、金融機関はあまり金利推移を公開していませんし、自分自身、変動金利で借りていることもあり、なるべく住宅ローン金利を注目したいという思惑もあり、なんとか継続しています。
基本的に飽き性なのですが、こうしてブログの記事としてやると、どうにも長続きするみたいです。
ということで、今月も住宅ローン金利を見ていきますね!
今回はメガバンク+αの住宅ローン金利です。
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みずほ銀行
まずは、みずほ銀行。先月は引き下げでしたが、果たして今月は?
今月のみずほ銀行は、固定5年と7年で0.05%の引き下げでした!
先月に引き続き、金利引き下げとなりました。その他のプランについては据え置きですね。変動金利も1年前から微動だにせず。
三井住友銀行
続いては、三井住友銀行。こちらも先月は金利引き下げでしたが、どうでしょう?なお、金利プランは「最後までずーっと引き下げ」プランで、融資利率の一番高いものを掲載しています。保証料は含まず。
今月の三井住友銀行は、固定5年で0.05%の引き下げ、固定10年で0.05%の引き上げとなりました!
不思議なことに、固定10年は金利が引き上げられていますね。みずほ銀行は据え置きなのに。
先月、0.1%も引き下げてしまったので、その変動でしょうか?
三菱東京UFJ銀行
次は、三菱東京UFJ銀行です。こちらも先月は金利引き下げでしたが、果たして?
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定10年で0.05%の引き上げとなりました!その他のプランは据え置き。
ちなみに、上記金利は全期間金利引き下げプランで保証料無しのものです。
こちらも三井住友銀行と同じで、固定10年を引き上げてきました。よくよく見ると、先月は三菱東京UFJ銀行も0.1%引き下げています。やはり引き下げすぎたから今月は引き上げた?
りそな銀行
最後はりそな銀行です。先月は固定10年だけ0.05%引き下げてきましたが、どうなることやら?
今月のりそな銀行は、金利据え置きでした!全プラン金利は先月と同じ。なんと無難な判断でしょう。
まとめ
以上、今回は2015年10月のメガバンク+αの住宅ローン金利を見ていきました。
先月は全銀行金利引き下げという分かりやすい構図でしたが、今月は各行で戦略が分かれました。
みずほ銀行は引き下げ、三菱東京UFJと三井住友銀行は引き上げ有り、りそな銀行は据え置きとなっていて、メガバンクと言えど銀行ごとに金利決め方が異なることが分かります。
また、各行で金利の動向が違うことから、メガバンクでさえ現状の経済動向の判断がマチマチであることが伺えます。つまり、景気の先行き予想が難しいとも言えますね。
来月はどうなるか全く不透明ですが、まだまだ住宅ローン借りるにはオススメな低金利なので、借り手側には嬉しい状況だと言えます。