先日のソニー銀行の2月度金利の紹介では、当初固定金利が引き下げられていることを書きました。
ソニー銀行は前の月の半ばに、次の月の住宅ローン金利をいち早く発表するので、他の銀行の金利動向を半月早く知ることができる利点があります。
2015年も2月になりましたので、その他の銀行も軒並み住宅ローン金利を発表しました。今回は、その中でもネット銀行に注目して、住宅ローン金利の動向を紹介していきます。
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ソニー銀行
まずは既報のソニー銀行の金利からです。
こちらは先日の記事のとおり、当初固定7年以上で金利引き下げとなっています。固定金利の指標である「10年国債」の利回りが下がっているため、1月に続き金利引き下げとなっています。
一方、同じ当初固定でも短期間のものは金利引き上げとなっているのが特徴的です。
楽天銀行
続いて楽天銀行の住宅ローン金利を紹介していきます。
楽天銀行についてもソニー銀行同様、当初固定7年以上で住宅ローン金利が引き下げとなっています。また、当初固定5年以下では逆に金利引き上げとなっていて、こちらもソニー銀行と同様の傾向です。
今度は長期固定金利を見ていきます。
長期固定については順調に引き下げられています。35年固定でも1.37%なのでかなりお得です。借り換えをご検討の方は狙い目かもしれません。
ただ、欲を言えば2014年11月からずっと引き下げられていますので、来月も引き下げられるのではと期待してしまいますね。来月の動向は、またソニー銀行が2月半ばに発表しますので、そのとき検討したいと思います。
まとめ
以上、今回は2015年2月のネット銀行の住宅ローン金利を紹介しました。
先月同様、当初固定金利で引き下げが続いており、これから住宅ローンを借りる方にはメリットが大きい状況が続いています。
来月はどうなるか分かりませんが、そろそろ底値のような気もしますので、現状維持となる可能性もあります。いずれにしても、今は住宅ローンを借りるのにベストな期間だと言えそうです。