前々回の記事では、メガバンクの2015年5月の住宅ローン金利を、前回の記事では地方銀行の住宅ローン金利を見ていきました。
メガバンクでも地方銀行でも、今月は金利引き下げ、あるいは据え置きという傾向でした。引き上げる要因がないので、この傾向は当然かもしれません。
今回は、ネット銀行の住宅ローン金利について見ていきます。
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楽天銀行
まずは楽天銀行の住宅ローン金利について見ていきます。
楽天銀行では、なんと当初固定金利2年と3年で金利引き上げという、他行とは異なる傾向を見せてきました。
一方で、当初固定金利7年と10年で金利引き下げとなっており、固定金利のなかでも短期と中期で金利の推移が異なっています。
今月の金利引き上げは他行では見られない傾向ですので、これは注目です。
ソニー銀行
次はソニー銀行の住宅ローン金利です。とはいえ、ソニー銀行は半月前に今月の金利を発表していますので、ここでは再掲となります。
ソニー銀行は当初固定7年以上から金利引き下げとなっており、楽天銀行とは傾向が異なります。ソニー銀行は中期、長期で見て、金利引き下げと判断したようです。
まとめ
以上、今回はネット銀行の2015年5月の住宅ローン金利を見ていきました。
ネット銀行と言っても傾向はマチマチで、ソニー銀行のように一律引き下げするところもあれば、楽天銀行のように一部プランで金利引き上げとするところもありました。
このあたりは各行で金利の判断材料が違うので、単純に比較はできませんが、それでも金利を引き上げた楽天銀行の動向は今後も注目です。