「今なら太陽光発電用の蓄電池導入で半額補助」の記事では、蓄電池を導入する個人、企業に対して国から補助金が出ることを紹介しました。
昨今では太陽光発電が流行っていますが、電力会社、特に九州電力管内では出力抑制に対応することが義務付けられたため、太陽光発電と蓄電池をセットで設置する必要がある地域もあります。
そのような状況で、蓄電池への補助金は大変魅力的な制度なのですが、その補助金の締め切りを待たずに予算オーバーとなる見込みであることが分かりました!これはマズいですね。
想定以上に補助金申請が来た
もともと、蓄電池への補助金は2014年度の補正予算で確保されたお金です。個人で最大100万円まで、法人なら最大1億円も補助金が出る制度です。
しかも、昨今では太陽光発電の出力抑制に対応するため、九州電力管内では蓄電池の導入が求められていたりします。このタイミングで蓄電池へ補助金が出るというので、おそらく申し込みが殺到したのだと思います。私も、お金があれば補助金が出るうちに家庭用蓄電池が欲しかったのですが、、、。
残りはいくら?
締め切り前に予算オーバーするとは言っても、具体的に残りはいくらなのでしょうか?
環境共創イニシアチブのホームページによれば、2015年6月8日時点で残りは22億円とのことです。これだけ聞くと、「なんだ、まだまだ余裕じゃん」と思えたりしますが、状況は深刻です。
なぜなら、予算の残りの減り方が今月になってから桁違いに多くなっていて、このまま行けば今月中には補助金打ち切りとなりそうだからです。
上図の青色は実績値、緑色は予測値です。このままのペースで補助金申請されると、今月6月18日には予算が底をつく可能性があります。
今から申請しても間に合わない可能性がありますが、郵送ではなく直接申請書類を持ち込めば補助金打ち切り前に受理できるかもしれません。詳細な状況については、環境共創イニシアチブの問い合わせ窓口で問い合わせるのが良いでしょう。
6月18日追記 蓄電池補助金は6月15日で予算に達したとのことです。予想よりも早かったです、、、