一位は堂々の積水ハウス!
みんな気になるハウスメーカー・工務店の年間着工数ランキング。数が多いほど着工実績も積んでお客様からのフィードバックも反映していけますから、より良い家づくりができそうですよね。それでは一位から五位までを見ていきます!
第一位:積水ハウス 約20000棟
堂々の一位です。CMでもクールな印象を受けますし、知名度も文句無し。
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積水ハウスはやはり工場生産ですので、メリットは同じ品質で大量生産できる点です。工場ですので正確に寸法を合わせ込むことができますので、品質はとても良いです。ただし鉄骨造の場合の話で、シャーウッドのような木造は工場ではありません。
また、工場生産ということは逆に言うと「融通が効かない」ということですので、細かな要求には応えにくい点は欠点かもしれません。ただ、基本的にそのような細かい要望が必要になるケースは稀ですし、最近では「フレキシブル3階」という商品もありますから、その欠点はあまり意識する必要は無さそうです。
第二位:大和ハウス 約14000棟
こちらも知名度あるハウスメーカーの大和ハウス。大和ハウスは「鉄骨造」と「木造」の2つから選べますが、鉄骨造の方は「xevo(ジーヴォ)」という技術が売りのようです。
また、全館空調のような仕組みの「エアースイート」という設備もあります。他のハウスメーカーの空調システムと異なるのは、「市販のエアコンが使用できる」ところでしょうか。最大10台のエアコンを集中管理できます。
最近では分譲地と一緒に販売するケースもありますので、土地が決まってない方にはお勧めできるかもしれません。私も大和ハウスで最初検討していましたが、営業担当の方の押しが強すぎて挫折・・・。営業担当の重要さを改めて思い知ったハウスメーカーでした。
第三位:セキスイハイム 約11000棟
私も新築を購入したセキスイハイムが第三位です。こちらもCMをよく見かけますし知名度は良いです。一位の積水ハウスとはほぼダブルスコアなんですね。改めて積水ハウスの凄さが分かります。
セキスイハイムの特徴は、「ユニット工法」と「スマートハイム」です。
セキスイハイムのお家はユニットという箱単位で工場生産しています。この利点は、(1)工場のライン生産なので早く作れる、(2)土地の土台作りと並行して作れるので工期短縮できる、(3)工場内なので雨晒しにならずに作れる、点です。
住宅には壁の間に防水剤を入れたりしますが、あれは雨に塗れると無力になります。セキスイハイムのユニット工法では工場内で完結するので、雨に濡れることなく生産できるのが良いですね。
スマートハイムは、太陽光・蓄電池・スマートハイムナビ、それと快適エアリー(全館空調みたいなシステム)で構成される機能の総称です。特に最近は電気料金の値上げが酷いですから、太陽光発電して蓄電池に貯めて、夜に蓄電池から電気を使えば電力会社から買い入れる電気代の大幅節約になります。
第四位:ミサワホーム 約10800棟
着工数としてはセキスイハイムとほぼ変わらないです。こちらも良く知られたハウスメーカーです。
が、特徴としては特に・・・。以前は「蔵のある家」が売りだったようですが。後は免震装置「MGEO」くらいで、正直上位三社と比べてしまうと明確な特徴に欠ける印象はあります。
変わっているのは、公式サイトで価格のことを表記している点でしょうか。なかなかハウスメーカーの公式サイトで価格を取り上げている所は無いのでは?
第五位:タマホーム 約10700棟
第三位から第五位は接戦ですね。第五位のタマホームはキムタク採用のCMが特徴的で知名度があります。
タマホームは何と言ってもローコストメーカーですから、上位陣よりも圧倒的に坪単価が安いです。上位陣が坪単価60万から80万円のところ、タマホームでは坪単価30万から50万円ですから、同じ大きさの家を建てる場合でもタマホームの方が約半分安く仕上がる計算です。
ただ、やはりローコストということは、上位ハウスメーカーと比べて何かしら削ってコストダウンしている訳ですから、手厚いケアは期待しない方が良いです。住宅ローンで苦労したくない人には安く建てられる利点はあります。