先月は東京でも雪が降ったりして全国的に寒い日が続きましたが、住宅ローン金利も低金利が続いている状況です。
思えば私が住宅ローンを借りたのが2014年4月。その頃から低金利が続いていたので変動金利で借りて、そこから毎月住宅ローン金利の推移をチェックしていますが、全くと言っていいほど金利上昇しませんね。
今のところ、結果的にですが、変動金利で良かったと言えます。が、一寸先は闇なのが住宅ローン金利。長期にわたって借りるので、1年2年変動しなかったからといって楽観的にはなれません。ちゃんと毎月の住宅ローン金利の動向をウォッチして、上がりそうなら固定金利に切り替える必要があります。
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とはいえ、現状は住宅ローン金利が上がる要素はなく、先月もほとんどの銀行が金利据え置きでした。
ということで、2016年2月はどうなっているのでしょうか?メガバンクから見ていきましょう!
みずほ銀行
まずはみずほ銀行です。
今月のみずほ銀行は、全プランで金利据え置きでした!
先月は固定15年以降のプランは引き下げたんですが、今月は守りに入ったようです。手堅い。
三井住友銀行
次は三井住友銀行です。
今月の三井住友銀行は、固定10年で0.05%引き下げとなりました!みずほ銀行より攻めてきてますね!
先月は金利据え置きだったので、その反動でしょうか?好感が持てる対応ですね。
三菱東京UFJ銀行
続いては三菱東京UFJ銀行です。
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定7年以降のプランは全て0.05%引き下げとなりました!
こちらは太っ腹な対応ですね!みずほ銀行も見習ってほしいものです。短期の固定金利や変動金利はさすがに引き下げするには度胸が必要なようです。
りそな銀行
最後はりそな銀行です。
今月のりそな銀行は、全期間で金利大幅引き下げとなりました!
???
なんかおかしいですね。りそな銀行のホームページに行くとページがリニューアルされていて、全期間最大1.85%引き下げとあります。おそらく引き下げ幅の最大が変わったので、見た目安くなったようになっただけだと思われます。
なんてセコいんだ、りそな銀行。
ということで、ちょっと調整してみましょう。変動金利はよほど変わらないので、先月と今月の変動金利の差を求めると0.15%。これが全期間で減らされてるので、全体的に0.15%出してみると、固定10年以降のプランで0.05%引き下げとなりました!
これでようやく普通ですね。まったく紛らわしい。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2016年2月の住宅ローン金利を見ていきました。
先月と比べれば、中長期の固定プランの金利が引き下げられている印象です。
来月はどうなるか不明ですが、先日日銀がマイナス金利を発表したことを受けて、10年国債利回りが過去最低を更新したようです。
住宅ローン金利は10年国債利回りをひとつの指標として動くので、おおよそ国債利回りが低下すれば住宅ローン金利も低くなります。
となれば、2016年3月の住宅ローン金利も引き下げられそうですが、まだ2月になったばかり。油断はできません。
今でも十分低金利なので、たとえ今月借りて来月さらに金利が引き下げられても、そこまで悲観的になることはないでしょう。数年前に借りた人と比べれば、今月の住宅ローン金利は十分に低いですからね。