新年になりまして、世界情勢もそろそろ大きく動き出そうとしています。
日経平均もトランプノミクスの影響で高値安定していますし、長期金利も0%超えて推移しています。それにあわせて住宅ローン金利も固定タイプはどんどん引き上げられていて、借り手としては困ったものですねー。
アメリカの状況が日本の住宅ローン金利に影響してくるのが何ともいやらしいことなのですが、それだけアメリカの影響力というのは強いのです。。。
さて、2017年の住宅ローン金利について、本サイトでは今まで通りウォッチしていく予定です。
特にトランプ氏が大統領として動き出した時にどうなるかは注視していきたいので、これから借りる人や借り換える人は要注意です!
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みずほ銀行
そんなわけで、いつも通り、まずはメガバンクから見ていきます!最初はみずほ銀行です。
2017年1月のみずほ銀行は、固定5年以上で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅は一律0.05%ですね。短期固定も長期固定も同じ引き上げ幅というのが不思議ですが、固定2年や3年のプランを借りる人はほとんどいないでしょうから、おおむね固定タイプは全て引き上げと見て良いでしょう!
現時点で長期金利は0%超えて推移していますが、安定しているので最低引き上げ幅の0.05%で上げてきたのかもしれませんね。
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。
今月の三井住友銀行は、固定2年と5年以上で金利引き上げとなりました!
なぜか固定3年だけ金利据え置きですが、何かあったのでしょうか?疑問です。
引き上げ幅についてはみずほ銀行と同じですね。だいいたいこのあたりは他行と足並みを揃えているようですね。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定7年以上で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅は長期固定タイプで0.1%と大きいですね。みずほ銀行とはこのあたりが異なる傾向です。
また、固定5年タイプは金利据え置きという点は先の二行とは異なる傾向ですね。据え置きする姿勢は良いのですが、長期で0.1%もの引き上げはよろしくないですね。。。
まとめ
以上、今回は2017年1月のメガバンクの住宅ローン金利を見ていきました。
トランプノミクスは引き続き2017年でも影響力が強く、住宅ローン金利はどんどん引き上げられています。円安株価高で景気は良くなりそうに思いますが、いかんせんそれが手取りに反映されてこなければ、何の意味もないですよねー。
ベースアップも一部企業の特権ですし、仮にベアされても月々数千円上がるかどうかです。そのレベルなら住宅ローン金利が0.05%引き上げられた瞬間、吹っ飛んでしまいますから、やはり住宅ローン金利が引き上げられてしまう方が家を買う人には不利ですね。
来月2月はいよいよトランプ大統領が活動開始しているでしょうから、ますます住宅ローン金利の動向に注意が必要ですね!