高価格ハウスメーカーの雄として君臨する存在である積水ハウス。
CMでもオシャレ感がハンパないてすよね!
だが高い!高すぎる!!
見積もり出してもらうとこんなに高いのかと愕然としますよね。
こんなに高いなら、かなり満足度の高い家ができるはず!
そんなイメージを持ちつつインターネットで調べると、、、あれ?
積水ハウスへのクレームが多い?
あれだけ高いお金取っておきながら、そんなクレーム多いのかよっ!なんかガッカリ。。。
そんな感想を持ってしまった人、意外と多いのではないでしょうか?
そこで今回は、なぜ積水ハウスはクレームが多いと言われるのか?を調べてみたいと思います。
とは言え、真実は分かりませんので、私の調査による個人的見解となりますので、ご了承ください!
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考察1 着工件数が多いから
高価格ハウスメーカーの代表でもある積水ハウスですが、意外にも着工件数は1位なのです!
私も意外でした。
着工件数は年間で二万件前後だそうです。
1日あたり全国で54棟のおうちが建っているわけですね。すごい。
そこまで施工していれば、相対的にクレームも多くなるというものです。
つまり、同じクレーム率でも、年間の着工件数が多いほうがクレーム数は多くなる、ということです。
例えば、年間着工件数が1000件のハウスメーカーがあるとして、クレーム率が1%なら、クレーム数は10件ですよね。
同じクレーム率1%でも、積水ハウスみたく年間二万件も着工していると、クレーム数にすると100件になります。
その差10倍!
そうなると、自然とインターネット上に書かれるクレームは積水ハウスの方が多くなりますよね。
つまり、単に着工件数が多いが故に積水ハウスのクレームが目立っている、ということです。
インターネットで悪い評判が無いから、この工務店にしよう!と思っても、地元工務店であれば、そもそも着工件数が少ないですから、検索しても情報は出てこないですね。
まぁ年間数十件程度でネットでクレームバンバン書かれてたら、間違いなく欠陥工務店ですけどね!
考察2 価格が高いから
積水ハウスは価格が高いので、お客さんもそれなりの品質を求めます。
当たり前ですよね?
同じ広さでも確実にタマホームなどのローコストメーカーの方が安いですから。
一千万円も差が付けば、当然、家に求める理想も高くなるものです。
とすれば、小さな不具合でもイチイチ気になってしまい、年間着工件数の多さも相まって、インターネット上にクレームというカタチで現れるのです。
逆に、そもそもローコストメーカーだからある程度は仕方ないと思って家を建てた人は、少しの不具合くらいなら許容範囲内になります。
壁紙が少し剥がれてきても、ローコストだから仕方ないか。
フローリングが傷つきやすくても、ローコストだからまぁいいか。
でも、積水ハウスは高価格メーカーですから、気になるわけです。
あんなに高い金払ったのに、壁紙剥がれてきた!
他のメーカーより一千万円も高いのに、フローリングにすぐ傷がつく!
そういう感情を積水ハウスの担当さんにぶつけて、誠心誠意対応してくれれば良いのですがね。
ハズレの担当さんに当たってしまい、「これは仕様です。」なんて言われた日には、そりゃあインターネットで文句も書きたくなりますよね。
つまり、高いが故にクレームも出やすいのです。
もちろん、値段相応に高品質な部材を使ってくれないと困るわけですが。。。
明らかな欠陥などは論外ですしね。
考察3 営業の口車、アフターサポートの不足
インターネット上の積水ハウスのクレームを調べると、雨漏りしただとか、施工時の手抜き工事だとか、だいたいが施工を委託された工務店の仕事による作業のようです。
クレームを書く人の住所は分かりませんが、少なくともネットでさくっと調べてみただけでも、構造的欠陥や手抜き工事など、軽い不具合ではないクレームも多いです。
これは、単に着工件数が多いだけではない可能性が高いです。
特にありがちなケースは、
営業がオススメしてきた部材、施工方法が、実際はコスト削減のための提案
クレーム入れても「合意したから」の一点張り
そもそもクレーム入れても返答が無いか遅すぎる
のようです。
ということは、積水ハウスは、
徹底的なコスト削減による高収益戦略を取っており、金にならないアフターサービスは手抜きという方針なのか?
とは言っても、あれだけ有名で、しかも年間着工件数トップのハウスメーカーですけどね。。。
あまりに着工件数が多く、会社の規模に対して全国展開するのに人員が足りておらず、地域によってはハズレ営業に当たってしまう確率が高いのかもしれません。
真実は不明ですが、火のない所に煙は立たないので、何らかの積水ハウス特有の問題が潜んでいそうです。
まとめ考察
推測によるところが多くて恐縮ですが、確かに調べてみると、着工件数が多いから相対的にクレームが多く見えているだけ、とも言えない問題がありそうです。
ただ、日本全国すべての積水ハウスが問題であるということではなく、特定の積水ハウス営業所が問題なのだと思います。
そういうハズレ営業所に当たらないためには、やはり色々なハウスメーカーに行ってみて、営業さんの態度を比較してみるのが良いかと思います。
フィーリング、というか、「あ、なんかこの人怪しいな」「調子いいことばっか言ってるな」という営業さんはダメですよね。
積水ハウスに限らず、他のハウスメーカーでも同じですね。
私の考える良いハウスメーカーは、
- 施工実績が多くて、
- 営業さんとのフィーリングが良くて、
- サポートセンターの返信が早く丁寧。
と考えています。
特に3つ目は重要です。
ハウスメーカー的には、家を売ってしまえば、それ以降は金ヅルではないので、アフターサポートしたくないでしょう。
クレーム対応しても、1円も入らないですしね。
ですが、お客さんからしてみれば、あれだけ高い買い物したのだから、手厚いアフターサポートがあって然るべき!と思うわけです。
なので、アフターサポートを手抜きするメーカーは、自然と評判が下がるわけです。
そのことを分かっているハウスメーカーは、ちゃんとアフターサポートも徹底します。
家を建てたあとも、外壁塗装やリフォーム、また子供が大きくなったときの新居造りと、関係は続いていきますからね。
「あそこは建てたあとも凄く丁寧にサポートしてくれるよ」という印象があれば、他の人にもオススメしてくれますし。
アフターサポートが充実しているハウスメーカーは信頼できると言えます。