こんにちは!神下(かみもと)です。
今回のお悩み
- これから新築だけど、仕事部屋は無いなぁ・・
- テレワークが主流になるなら書斎が欲しいかも
- 子ども部屋を1つ潰してでも仕事部屋にすべき??
そういう方向けの記事です。
結論から言えば、
テレワーク専用部屋は不要
です。私もコロナ禍でテレワーク、いわゆる在宅勤務を経験しましたが、特別テレワーク部屋はありませんが十分に乗り切れています。
今回は、
- なぜ、これから新築を建てる人はテレワーク部屋が不要なのか?
を説明していきます。
間取りが狭苦しくなる
テレワーク部屋を作るということは、少なくとも1~2畳は専用の部屋として確保しなければいけません。
それでなくても戸建て住宅でも狭い日本。
1~2畳とは言え、専用の部屋として確保するのはもったいないです。
例えば、
- 4LDK 子ども部屋3部屋のお家
- 3LKD 子ども部屋3部屋+テレワーク部屋のお家
という間取りのお家があるとしますよね。どちらも延床面積は同じ。
テレワーク部屋があるお家のほうは、子ども部屋3部屋を確保しながらテレワーク部屋も用意しないといけないので、全体的に1部屋が狭くなります。
どうも手狭ですよね、テレワーク部屋のある間取りは。
数畳でもテレワーク部屋に割り当ててしまうと、他の部屋が狭くなってしまいます。また、間仕切りを用意しなければならないので、さらに狭く感じてしまいます。
テレワーク部屋というのは仕事でしか使わない部屋ですから、仕事のために自宅の1室を削るのは全く本末転倒。
言い換えれば、
なぜ会社のために自宅の一部を割かなければならないのか?
ということです。
例えば我が家はセキスイハイムで新築建てたわけですが、新築で2000万円で延床面積30坪とすると、
- 1坪=約67万円
という計算になります。1坪=約2畳をテレワーク部屋に割り当てるとすると、会社のために67万円を無償で提供していることになります。
当然、フリーランスの方なら自宅が仕事場ですからこれも経費のようなものですが、会社勤めの方がテレワークのために自宅の一角を専用部屋として間取りに組み込むのは非常にもったいないと言えますね。
社畜すぎます。
子ども部屋を一時的にテレワーク部屋にするのもオススメしない
これから新築を建てる方で、「まだ子どもがいないから、子ども部屋を一時的にテレワーク部屋にしておこう」と思っている人もいるかもしれませんが、これもオススメしません。
確かに最初は良いと思います。ですが、子どもが生まれてから、あるいは子どもが大きくなって一人の部屋を欲しがった際に、結局部屋が足りなくなってしまいます。
テレワークが一時的な会社であれば、子ども部屋を一時的にテレワーク部屋にするのが得策ですが、これから「テレワーク部屋が欲しいな」と考えている方が勤めている会社は、ほとんど「テレワークを恒久的に使用できる会社」でしょう。
子どもが大きくなった後でも使えるテレワーク部屋を確保しておかないと、せっかくのテレワーク制度を有効に活用できなくなってしまいます。
オススメは主寝室にテレワーク環境を構築
これは私も実践しているのですが、「主寝室にテレワーク環境を構築」するのが、最もオススメな方法だと思います。
こういうイメージですね。主寝室の一角にテレワーク環境を整えるわけです。
主寝室をテレワーク部屋にするメリットは、
- 別途、テレワーク専用の部屋を用意しなくてよい
- 普段使用していない主寝室を有効活用できる
ことです。専用の部屋がいらないので、坪数の少ない土地で間取りに制約が多いお家でも問題ありません。
また、主寝室は普段日中は使用しないことが多いので、その時間をテレワーク用の部屋として使用することで、部屋の有効活用ができるわけです。
日中は基本的に使用していない主寝室ですから、そこを有効活用するわけですね。
主寝室は夫婦の部屋ですから、基本的に子どもが割り込んでくる可能性はゼロです。
もし子どもが小さくて、夜7時や8時には就寝してしまうけれど、自分はテレワークで残業していてバッティングしてしまう場合は、主寝室からリビング等に移動してテレワークを継続すればよいです。
ノートパソコン1台あればテレワークできるお仕事であれば、自宅内どこでもお仕事できるわけですから、柔軟に場所を移動することができますよね。
いえいえ。テレワーク環境と言っても大したものは必要なくて、
- ネット:自宅のWiFi環境があれば家中どこでもネット接続可
- パソコン:会社貸与 or 自分で購入
- 机と椅子:新規で購入
するだけです。コンセントを間取り段階で用意しておくと良いですね。
机と椅子はネットで良さげなものを購入すればOK。こんなのとか。
この机も7000円くらいで購入できます。結構使い勝手の良いテレワーク用の机も多数ありますよ。
また、椅子もかなり色々な種類がありますが、テレワークでは長時間椅子に座るわけですから、机より椅子にこだわるべきですね。
事務仕事で会社の安い椅子に長時間座ってお尻や腰が痛くなった人も多いはず。テレワークくらい良い椅子でお仕事しましょ。
パソコンは会社支給のところもあるでしょうが、自分で用意してほしいという会社もあるでしょう。
購入資金を援助してくれる恵まれた会社にお勤めな方は問題ないですが、私のように何の援助もない方で、今までパソコンを持っていなかった人は、この購入資金が一番痛いかもしれませんね。
政府から10万円が支給されたとは言え、新品のスペックの良いパソコンは軒並み20万超えですし、先に紹介した机や椅子も欲しい。
私のオススメは、中古のハイスペックノートパソコンを購入することです。
私も購入しましたが、結構オススメ。購入の詳細は以下の記事が詳しいですよ。
[参考]ネタで中古レッツノートをBe-Stockで購入、予想外に良品だよ!
2~3万円でパナソニックのLet's Noteが購入できるのでお買い得。Let's Noteはビジネスマン御用達のハイスペックノートパソコン。頑丈でキーボードの質も良く、テレワークには最適のパソコンです。
中古ショップは私も利用したBe-Stockさんが良いと思います。美品のランクも分かりやすく、中古なのに保証もついているので安心。
私はすでに2年使っていますが、ノートラブルですね。
まとめ
それでは、今回の記事のまとめです。
まとめ
- テレワーク専用部屋を作るのはもったいない(数十万円の損失)
- 日中空いている主寝室の有効活用が決め手
テレワークもいつまでできるか分かりませんし、これから新築を建てる際にわざわざテレワーク専用部屋を作るよりは、しっかり子ども部屋を確保した間取り作りをしたほうが良いと思います。