こんにちは!神下です。
新築を建てる際に「どこの土地に建てるか?」というのは最大の問題だと思います。
国道沿いだとトラックの振動が気になるとか。
あるいは線路沿いだと深夜でも電車がうるさいとか。
今回はその中でも、分譲地(大きな土地を幾つかの区画に分けて販売している土地)で家を作るのは絶対にやめた方が良い理由を紹介します。
1.道路が井戸端会議場と化す
分譲地の道路はある程度の広さがある割に交通量が少ないので、住民たちの井戸端会議場と化します。
道路の真ん中で奥様方がペチャクチャ。
子どもが道路でボール遊び。
家の前の道路がさながら幼稚園です。
コロナ禍で在宅ワークが増えていると思いますが、家の周りで子どもの遊び声が日がな一日ずーっと続くのは、よほどの子ども好きで無いと耐えられないでしょう。
Web会議中でも他所の子どもの声が入る苛立ちは、経験者でないと理解できないかもしれませんね。
2.週末ごとにバーベキュー臭と騒ぎ声
分譲地は狭苦しい土地の中で多くの世帯が家を作っているので、週末になればどこか一軒は少なくともバーベキューをします。
臭いが洗濯物につく、他所の友人知人がたむろし騒ぎ立てる。
いくら防音性能が高い家を買っても、夜まで延々続くドンチャン騒ぎに我慢できる心の広い人はいないでしょう。
当然、世帯数が多い分譲地ほど、そのリスクはあがりますから、毎週バーベキュー臭漂うエリアとなりますね。
3.夜間の車、バイクの騒音
分譲地はいろいろな世帯が住んでいますから、生活スタイルもバラバラです。
夜勤で夜中に車やバイクを乗る人も居て、その音が気になる人もいるでしょう。
周りの事も考えず爆音立てるバイクを夜10時に乗られると、子どもの睡眠の邪魔でしかありません。
4.犬の騒音
分譲地は一軒家ですから、当然ペットも飼えます。
特に犬が多く、外飼いの犬による騒音は分譲地でのトラブルの元です。
近くを人が歩いただけで吠える犬。
一日中吠えるのをやめない犬。
家の近くにそんな家があると、うるさくて落ち着けないでしょう。
そういう家に限って苦情を入れても対応してくれない飼い主が多いのも問題。
マンションの方がその点静かかもしれませんね。
5.プライバシーの無さ
分譲地の中には防犯のために高いフェンスを作ってはいけない土地も多いです。
道路から丸見えの自宅。
リビングの窓から見える隣家の状況。
庭で遊んでいても近所から見られるプライバシーの無さ。
逆に、見たくも無い近所の悪ガキの道路遊び。
景観なんて良いはずありませんし、防犯性の代わりにプライバシーを確保できない土地に価値なんてありますか?
6.不法侵入
子どもに多い、自宅敷地内への不法侵入。
庭や駐車場に柵でもないと、確実に近所の子どもが侵入してきます。
ボールが庭に入ってきても、無断で敷地に侵入。
親がいたら止めるでしょう?
そんなことないですから。そもそも交通量が少ないとは言え、道路で子どもを遊ばせる親が真っ当なはずありません。
コロナ禍で遊びに行けない家庭が多いですから、余計に自宅前道路を公園化している家庭は多いです。
日本全国の分譲地は今、子どもの公園化しているでしょうね。
7.普段静かな故、気になる騒音問題
分譲地は国道など大通りから離れていることが多く、自動車の交通量が少ないので普段は静かです。
ですが、その静かさが逆に騒音を気にさせてしまうこともあります。
静かな図書館で、他人のヒソヒソ声が気になってイライラしたこと、無いですか?
分譲地でも同じです。
自宅近くを歩く人の声。子どものキャーキャー声。車の扉の開け閉め。草刈機の稼働音。布団を叩く音。
うるさい幹線道路沿いなら絶対に気にならない音も、気になってしまいますよ。
まとめ
今回は分譲地で家を建てるべきではない7つの理由を紹介しました。
コロナ禍で在宅が多くなっている現代。分譲地に住む様々な家庭の事情があるにせよ、マンション並みに分譲地での騒音問題、プライバシー問題があらわになって来ていると思います。
若い家庭ばかりだから、子育てしやすそう。
同い年の子どもが多くて、我が子が遊びやすいだろう。
そんなものは最初だけ。
子どもが育ってくれば、知らない家庭の騒音や生活リズムが気になってくるものです。
コロナ禍なのにあの家はまた友人とバーベキューしてる、とかね。
性格が細かくて、他人の目を気にしがち、子ども嫌い、音に過敏。
そんな方は分譲地は避けた方が良いでしょう。
家は一生の買い物。買ったら買い直しは困難です。
後悔したまま一生その土地で暮らすことになっては、せっかくの家がもったいない。
これから家を買う人は、分譲地は避けるようにしましょう。
分譲地は、自分のプライバシーが無く、他人の行動に寛容に思うことができる人しか向かない土地ですよ。
ちなみに、最近ではネット上で無料で土地情報を検索できるサイトもあります。
有名どころは「タウンライフ」ですね。土地だけでなく、「間取り」「注文住宅費用」なども一括で調べることができるので、家づくりの時短になります。
コロナ禍では中々ハウスメーカーや不動産屋さんに行くことができませんからね。
オンラインで資料を取り寄せて、本当に行きたいところだけ行くようにしましょう!