沖縄電力は2014年8月8日以降、30kW未満の太陽光発電に関して、新規の接続申し込みを再開することを正式に決定しました。
沖縄電力についても、このほど政府が再生可能エネルギーの買い取り可能量を試算し、沖縄電力管内では35万6千kWの買い取りが可能であることが分かりました。
これを受けて沖縄電力は、新規の買い取りを保留していた1000件の太陽光発電設備について、買い取り再開することとなりました。
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買い取り可能量の余裕は?
沖縄電力で買い取り可能な再生可能エネルギー発電量は35万6千kWと試算されています。
一方、2014年12月12日時点での沖縄電力管内の接続済み含めた申し込み発電量は33万6千kWとなっていますので、まだ2万kWの余裕があります。
現状は全数申し込み可能?
先に述べたとおり、まだ沖縄電力では2万kWの余力がありますので、現状は接続保留することなく申し込みを受け付けています。
ただし、接続再開されたことによって、どんどん接続数が増えていく可能性がありますので、注意が必要です。
新ルールは適用されるの?
政府が検討している再生可能エネルギー固定買い取り制度の見直し新ルールについては、沖縄電力についても適用される模様です。
そのため、
- 年間30日以上の無補償の出力抑制
- 遠隔操作システムの導入
が沖縄電力管内の太陽光発電設備についても必要となる見込みです。