2014年10月以降、九州電力管内では太陽光発電を含む再生可能エネルギーの買い取り中断問題ですが、九州の離島では既に許容量が限界になっていて、新規の買い取りができない状況です。
再生可能エネルギーを増やせない九州の離島、接続保留が7島に広がる
先月まで、九州電力では新規の再生可能エネルギーの買い取りを中断していましたが、政府の決めた買い取りの新ルールによって、今月から順次買い取りを再開しています。
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もちろん、九州電力管内は買い取りの余力があまりないので、新規の買い取りに対しては厳しいルールが適用されるのですが、それでも買い取りを中断するほどではありません。
しかし、九州の離島では、既に許容量の限界に達しており、買い取りできない状況となっています。
買い取りできない九州の離島は、「壱岐、対馬、種子島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島」となっています。
特に、これらの離島では、住宅向けの太陽光発電についても買い取り中断となっており、この先も買い取りが再開されるか不透明です。
現在九州電力では、奄美大島などで蓄電池による太陽光発電の出力変動を抑える実験を行っています。これが成功して効果があれば、太陽光発電の新規買い取りを再開できるかもしれません。
ただし、現状とは違い、太陽光発電&蓄電池のセットでないと買い取りできないなど、ある程度の制約が付くことになりそうです。
いずれにしても、九州の離島に住む方にとっては、太陽光発電を設置できる可能性は低いようです。