前回は2015年3月の住宅ローン金利「ネット銀行編」を紹介しました。ネット銀行としてソニー銀行と楽天銀行を取り上げましたが、どちらの銀行も固定タイプの住宅ローン金利が上昇するという、利用者にとっては望ましくない状況となっていました。
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今回は、メガバンク系の銀行の住宅ローン金利を確認していきたいと思います。
みずほ銀行
みずほ銀行の場合は、当初固定5年以上で住宅ローン金利が上昇しています。これはネット銀行の金利動向と同じ傾向です。
5年以内の固定タイプの金利については据え置きとなっています。
三菱東京UFJ銀行
こちらもみずほ銀行と同様、当初固定5年以上で住宅ローン金利が上昇しています。図ったかのように同じ傾向となっています。他行に負けないようにギリギリのラインで金利を上昇させたのかもしれません。
三井住友銀行
次は三井住友銀行の3月分の住宅ローン金利を見ていきます。
こちらも先の2行と同じで、当初固定5年以上で金利を引き上げています。5年タイプで0.05%、10年タイプで0.1%の引き上げとなっています。
りそな銀行
最後はりそな銀行の住宅ローン金利を確認していきます。
りそな銀行は他の3行とやや異なり、当初固定7年以上から金利を引き上げています。また、引き上げ幅も他行より低めとなっています。
おそらく、他行の動向を注視して、金利引き上げ幅を小さくしてきたものと思われます。昨今はどこの銀行で借りても低金利ですから、他行より魅力的な金利を示せると、お客様に好印象です。
まとめ
以上、今回はメガバンク系の住宅ローン金利について見ていきました。
メガバンクと言えど、金利の動向はやはりネット銀行と同じとなっています。固定金利の指標が10年国債利回りという同じものなので、ネット銀行でもメガバンクでも、住宅ローン金利の動向は同じになるようです。
今月になって各行一斉に金利引き上げとなりましたが、それでもまだまだ低金利が続いています。これから住宅ローンを借りる方にはお得な状況であることには変わりないと言えます。