これからセキスイハイムで新築を建てようと考えておられる方に、エクステリアについての注意点を説明したいと思います!
何も考えずに打ち合わせを進めていくと、ほぼ100%エクステリア費用が予算オーバーします(汗)
ちなみに、我が家はセキスイハイムに外構をお願いしましたので、そのときの費用を公開しています!よろしければこちらもご参考にしてください。
エクステリアとは?
日本語では「外構」、つまりお家の外回りのことですね。お庭や柵、駐車場などがエクステリアに分類されます。対義語はインテリア、つまり内装ですね。セキスイハイムで建築する場合、エクステリアについてもエクステリア専門の担当者がつくことになります。
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エクステリアはいつ決める?
セキスイハイムで家を建てることを決心して、契約を交わした後、いろいろな打ち合わせが始まってきます。まずは家の全体像をざっくりと決めて、間取りや設備を決めて、インテリアを決めて~となって、最後の最後に行われるのがエクステリアの打ち合わせです。
なぜエクステリアの打ち合わせが最後かというと、家の形が決まらないとエクステリアが決められないからです。間取りも大きさも決定していないと、エクステリアが敷地のどこまで使えるのか判断付かなくなります。
また、エクステリアは建物自体の工事とは独立していますので、エクステリアの打ち合わせは家の工事と並行して行うことができます。そうするとトータルの工期を短縮できますので、エクステリアの打ち合わせは一番最後に行われます。
打ち合わせが最後であるデメリット
打ち合わせの最後の段階で行われるエクステリアですが、最後であるが故に大きなデメリットがあります。
それは、予算内に収められないというデメリットです!
契約時の予算ではしょぼいものしかできない
契約時にはまだ正確な図面などありませんから、契約書での金額は概算になります。とはいえ、セキスイハイムは他のハウスメーカーと比べると契約段階でも正確に金額を出してくれますが、それでもやはり推測金額になります。
しかも、契約段階ではエクステリアについてはほぼ触れられませんから、営業さんがざっくりと予算を決めて契約するという流れも少なくありません。私の場合は契約時にエクステリア費用として160万円を取っていました。当時は無知でしたので160万円もあれば駐車場も庭も柵も作れて、ウッドデッキや芝生もなんとかいけるかなーと思っていました。
しかし、実際は160万ではそんな充実したエクステリアは不可能です(汗)
160万円でできることは、「駐車場整備(コンクリート)」「敷地に防草シート埋め」「敷地を砂利、砂で覆う」「玄関前タイル」「ポストと表札、塗り壁」「木を二本、草花をその周りに植える」くらいです。イメージとしては「駐車場から玄関前までは綺麗に整備されてるけど、庭は手付かず」という雰囲気と思っていただければ良いと思います。何より柵を作る余裕もないのですから。
エクステリアはコンクリートなどの施工がありますから、工事機械の搬入に費用が割かれてしまいます。材料費も高いですから、160万では心許ないのです。
一般的にエクステリア費用は「建物価格の一割」あると充実したエクステリアができると言われています。セキスイハイムの場合だと、建物2500万ならざっくりと250万円はエクステリア費用として必要となります。
このような金銭感覚がないと、エクステリアの打ち合わせでガッカリなことになってしまいますのでご注意を!
予算オーバーしてしまう
これはエクステリアの打ち合わせが最後であることに起因する問題です。
契約時の金額では予算内だったのに、契約後の打ち合わせで、「間取りを変えたい」「もう少し広くしたい」「二階にもトイレが欲しい」「ダウンライトにしたい」など、いろいろ要望が増えていくことが多々あります。一生に一度の買い物ですから、それも仕方ないですよね。
ただし、要望が増えるということは金額も増えるということ、つまり予算オーバーしていく方向になります。自己資金がそれなりにあれば少しのオーバーも許容できますが、そうでないと予算オーバーした分をどこかで削らなければなりません。
そえすると削る矛先は、打ち合わせの最後であるエクステリアになってしまいます。セキスイハイムのお家で、家主が引っ越してきたのに庭はすっからかん、という物件を見かけることもあると思いますが、これは予算オーバーの結果だと言えます。
エクステリアは入居後でも施工できますので、引っ越した後にお金を貯めて庭を整備することもできます。しかし、せっかく新居に引っ越したのに、庭がしょぼしょぼだと気分が良くないですよね。やはりエクステリアもそれなりに形になっていたほうが見映えが良いです。
契約後の打ち合わせでは、最後にエクステリアも残っていることを考慮した上で要望を出していきましょう!