前回の記事では、メガバンク系の住宅ローン金利を見ていきました。ギリシャの金融危機の問題はまだ顔を出しておらず、傾向としては当初固定タイプの住宅ローン金利が引き上げとなっています。
今回は、地方銀行の住宅ローン金利を見ていき、メガバンクとの違いを確認していきたいと思います。
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横浜銀行
まずは、横浜銀行の住宅ローン金利です。
横浜銀行では、固定10年プランで0.05%の金利引き上げとなっています。それ未満の年数の固定プランと、変動金利については変動なしです。
千葉銀行
次は、千葉銀行の住宅ローン金利を見ていきます。
千葉銀行では、当初固定5年と7年プランは0.05%、10年プランでは0.1%もの金利引き上げとなっています。
横浜銀行に比べると、金利引き上げ幅が大きいのが気になります。
静岡銀行
最後に、静岡銀行の住宅ローン金利を見ていきます。
静岡銀行では、当初固定7年と10年プランで0.05%の金利引き上げとなっています。
傾向としては横浜銀行と似ていますが、引き上げる年数が横浜より早く、当初固定7年から金利引き上げとなっています。
まとめ
以上、今回は地方銀行の2015年7月の住宅ローン金利を見ていきました。
メガバンクでも同じですが、地方銀行においても基本的に今月は金利引き上げとなっており、今年2月を境に上昇傾向にあります。
変動金利は変化なしですが、この調子であれば近い将来、変動金利も上昇に転じる可能性もあります。
ただし、気になるのはギリシャの動向です。債務返済不能に陥り、世界同時株安となりましたが、その影響が来月の住宅ローン金利にどう現れてくるのか注目です。