先月の記事では、ソニー銀行の2016年12月の住宅ローン金利を紹介しました。そこでは、12月の住宅ローン金利は引き上げとなることを明らかにしました!
とは言え、それはあくまでソニー銀行の話。メガバンクや地方銀行はどうなるか、分かりませんでした。
そして12月。トランプショックで長期金利が急上昇し、その影響が住宅ローン金利にまで波及するか否か、要注目な今月。
これから借りる方も、今月の住宅ローン金利は注意しているかもしれませんね。
今回はメガバンクの2016年12月の住宅ローン金利を紹介していきます!
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みずほ銀行
まずはみずほ銀行です。先月は金利据え置きでしたが、果たして今月は?
今月のみずほ銀行は、全固定プランで金利引き上げとなりました!
ソニー銀行と同様に引き上げてきましたね。引き上げ幅も最大で0.1%と大きいです。
住宅ローン金利、特に固定タイプのものは長期金利がひとつの指標となっています。そのため、長期金利が上がれば、基本的には住宅ローン金利も上がってしまうのです。
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。先月はこちらも金利据え置きでしたが、どうなるでしょう?
今月の三井住友銀行は、固定3年と5年で金利引き上げとなりました!
固定10年で金利据え置きなのは好印象ですね。ただし、全体的には金利引き上げですので、10年超の固定プランで検討している人は注意が必要です。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。先月は全プラン金利据え置きでしたが、ここまでの傾向を考えると三菱東京UFJ銀行も例外ではないでしょう。
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定2年、3年、15年超で金利引き上げとなりました!
珍しいことに、短期固定プランと長期固定プランだけ金利引き上げとなり、中間に当たる固定5年から10年は金利据え置きとなっています。
当初固定プランで借り手が比較的多めの5年から10年は、がんばって据え置いたんでしょうか?三菱東京UFJ銀行の涙ぐましい努力の跡が見受けられますね!(あくまで個人的な意見です)
まとめ
以上、今回はメガバンクの2016年12月の住宅ローン金利を見ていきました。
年の瀬に近づいているのに最後の最後で金利引き上げ傾向となってしまいました。それもこれもみんなトランプ氏のせいですね!
次回以降は地方銀行やネット銀行の住宅ローン金利を見ていきますが、おそらく同様の傾向だと思います。
株価や円安で景気のよくなった業界もあるようですが、少なくとも住宅ローン金利は良くない傾向に傾きそうです。。。