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新築購入前

注文住宅をモデルルームで選ぶと100%後悔する!理想と現実のギャップを知ろう

これから注文住宅を建てようと考えている方がまず始めることは、「資料請求」「モデルルーム見学」「インターネットでの情報収集」だと思います。ざまざまなハウスメーカー・工務店がひしめく中、一生に一度の大きな買い物をどの会社にお願いしようかという問題は、かなり難しいものです。

昨今はスマートフォンの普及により、通勤時間・家事育児の合間にさっと調べ物をすることができますので、本ブログのようにハウスメーカー・工務店で実際に新築を建てた人の情報を得ることができるので、とても便利です。また、資料請求もスマートフォンから手軽に行うことができますので、情報収集については問題なくこなせるかと思います。

一方で、やはりインターネットや資料上の情報だけでは現実感がわかないので、情報収集の後は実際のモデルルームの見学に行かれる方が多いのではないでしょうか。

めぼしいハウスメーカー・工務店を選び、近くにモデルルームがあれば、そちらに赴く。そこまでは良いですが、モデルルームに入る前に心がけておく必要があることがあります。

それは「モデルルームは”モデル”。実際に建てることができる建物とは違うから参考程度で」という心がけです。これを忘れてモデルルームに行ってしまうと、あとで必ず後悔します。

今回は、そんなモデルルーム見学の際に気をつけたいことについて説明したいと思います。

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モデルルームとは?

そもそもモデルルームとはなんでしょうか?

モデル+ルームなので、各ハウスメーカー・工務店を代表する豪華絢爛な注文住宅のことを指します。女性雑誌でもモデルさんがポーズを決めている写真が載っていますが、そのモデルの意味と同様です。一般とは異なる綺麗なモデルさん、その注文住宅版がモデルルームと言えます。

そんなモデルルームですから、ハウスメーカーの中でもかなり上位ランクの注文住宅となっています。オプション設備はフルセット装備しているし、外観も最高ランクの品物を使っているし、インテリアも高級品で飾り、室内もかなり広めに造ってあります。特に延床面積はかなり広いモデルルームが多いのではないでしょうか。事務所兼モデルルームになっているところなどは、かなり広めの室内空間になっているところが多いようです。

理想と現実のギャップ

豪華絢爛モデルルーム、各ハウスメーカー・工務店の顔とも言えるモデルルームはこのように着飾った住宅なのです。

そんなモデルルームですから、もし個人でモデルルームと同じクオリティの注文住宅を建てようとすると、いったいどれくらいの費用がかかるでしょうか?

これは想像の域を出ませんが、おそらく一般的な予算の軽く二倍以上の費用がかかります。

セキスイハイム住宅

例えば我が家が建てたセキスイハイムの場合、ホームページでは綺麗で広々とした室内写真が目白押し、モデルルームも広々、快適エアリーとエアコンのダブルセットで室内暖か、外壁はタイル貼りでメンテナンスフリー、なんていうスーパー装備です。

ですが、セキスイハイムは高価格帯ハウスメーカー、坪単価60〜80万円もしますから、例えばモデルルームのように50坪のお家だとすると、建物だけで単純計算「4000万円」もしてしまいます。そこにオプション設備を搭載したり、モデルルームのような綺麗なインテリアを整えたりすると、5、6000万円以上かかることになります。そこに土地代が入ってきますので、ちょっとした田舎でも駅近くに建てようものなら億ションレベルの費用がかかってしまいます。

現実的には予算は最大でも4000万円程度でしょうから、先の計算でいくとセキスイハイムの場合、建物「30〜40坪」が妥当と言えます。もちろん土地は親から貰えるとか、インテリア・エクステリアは最小限で良いという方はもう少し広い建物も建てられますが、少なくともモデルルームレベルの住宅は不可能です。

ホームページの写真も理想論

各ハウスメーカーのホームページを見ると、実際に建てた方のお宅拝見みたいな特集があって、すごく綺麗な家でインテリアも豪華で室内も広いお宅が多かったりします。

ですが、これも理想論と言えます。

先に述べた通り、セキスイハイムのような高価格帯ハウスメーカーであれば、一般庶民が建てられる限界は30〜40坪です。二世帯住宅で親から多額の支援が受けられるならこの限りではありませんが、単世帯の共働きサラリーマン世帯の場合は、おそらく30〜40坪が限度だと思います。

ハウスメーカーのホームページで紹介されている間取りを見るに、かなり高価格な注文住宅ですので、こちらも参考にはできません。気に入った一部分だけ採用することはできますが、まったく同じインテリア・エクステリア・間取りをしようとすると、一般的な費用以上のお金が必要になります。

ホームページで紹介されている写真などもモデルルーム同様、参考程度で留めておくほうが良いと言えます。

現実はどうやって知る?

モデルルームもホームページも理想住宅しか紹介していないとすると、これから注文住宅を建てようと考えている方は、どうやって各ハウスメーカー・工務店の現実的な住宅を調べればよいのでしょうか?

最も分かりやすいのは、「友人知人のお宅を拝見する」ことです。自分が建てたいと思っているハウスメーカー・工務店で実際に建てた知り合いがいれば、少しお願いしてお宅拝見させてもらうことが最も現実的です。実際に建てたということは、住宅ローンの審査もおりて、月々の返済も可能な範囲の予算で建てることができているわけですので、間取りやインテリアなどは非常に参考になると言えます。

もちろん、どのような経緯で購入したかを聞けるとベストです。例えば土地は親から譲り受けたなら費用はかなり抑えらえているはずですし、夫婦共働きなら収入は多いですから、そのあたりを鑑みながら、自分の収入だとどれくらいのものが建てられそうかを想像してみると良いでしょう。

もし自分が候補に挙げているハウスメーカーで建てた知人がいない場合でも、ハウスメーカーによっては「現地見学会」などと銘打って、実際にハウスメーカーで建てたお宅を一般開放して見学できるイベントがあったりします。こちらもホームページで紹介されているような超豪邸ではなく、一般的な家庭(とはいえハウスメーカーが見学させたいくらい立派な家ですが)ですので、少なくともモデルルームよりは参考になります。

いずれにしても、モデルルームやホームページで紹介されているお宅のような「背伸びしすぎている注文住宅」を参考にしてハウスメーカー選びをしても、実際に建てる段階で予算オーバーすぎて絶望するだけです。それならば、ハウスメーカー選びの段階で、より現実的なお宅を見学することでイメージを固め、現実とのギャップを埋めることが大事だと言えます。

最近では予算と間取りを伝えれば、立体的でカラーの間取り図面を無料で作成してくれたりしますので、そういったサービスを生かしながら、理想と現実のギャップで公開しない家づくりを行うことをオススメします。

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