昨年2014年10月以降、東北電力は太陽光発電を含む再生可能エネルギーの買い取り中断を行っていましたが、経済産業省の取り計らいもあり、今年2015年1月から順次再開していく予定です。
しかし、買い取りを再開したとしても、いつ自分の番が回ってくるかは不明です。
昨年10月から太陽光発電の買い取りを中断しているわけですから、再開までの間に多くの事業者が待ちぼうけを食らっているのです。
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ですので、今月から買い取り再開しても、すぐに自分の番が回ってくるのは、なかなか難しいかもしれません。すでに1月ですので、早くしないと年度末を迎えてしまい、4月以降は太陽光発電の買い取り価格が2015年度の価格になってしまいます。
しかし福島県の場合、復興支援の一環で東北電力が優先的に太陽光発電の買い取りを再開してくれることになりました!
優先的買い取り再開ができるワケ
福島県での太陽光発電の優先買い取りですが、なぜ優先的に買い取りができるのでしょうか。
東北電力によれば、契約後に発電を始めない事業者を精査し、そこで生まれた余力分を優先的に福島県に割り当てるとのことです。
政府や東電も福島県を支援
福島県における太陽光発電の特別対応は、東北電力だけでなく、政府や東京電力も支援することが決まりました。
具体的には、福島県内にある東京電力の送電網を増強し優先的に太陽光発電の買い取りを行ったり、発電設備費用の10%の補助、蓄電池設置費用の約30%の補助などがあります。
福島県は震災の被害が大きかったので、太陽光発電を含む再生可能エネルギーで復興支援の助けになることを期待した特別対応とのことです。