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快適エアリー

冬場をあったかく過ごそう!快適エアリーの設定温度【実例】

こんにちは!セキスイハイムオーナーの神下(かみもと@Twitter)です。

新年となり1月も過ぎさろうとしている今日この頃ですが、まだまだ寒い日が続いています。

ちょうど今日も全国的に雪が降るらしく、都心でも積雪に注意しないといけないようです。寒波もなかなか収まってくれず、朝晩の冷え込みは厳しいものがあります。

私が住んでいる中部地方は、まだ太平洋側であることもあり、そこまで気温も下がらないのですが、それでも朝晩になれば1桁台の気温になります。

今回の疑問

快適エアリーを悩んでいる人「快適エアリーって暖かいCMやってるけど、本当にそんな暖かいのかな?外気温が1桁でも室内は暖かい?設定温度は具体的に何℃くらいにしているのだろう?市販のエアコンを買ったほうが良いのかな?」

こんな方向けの記事です。

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セキスイハイムで新築を建てた我が家では、一階だけですが快適エアリーを導入しています。

市販のエアコンと違って細かくタイマー設定できるところと、外出先からでもオンオフできるところが便利で、冬場になってからは一日中暖房をつけっぱなし。

「でも、1日中つけっぱなしは電気代が心配だし、そもそも快適エアリーは本体が高いから設置するべきか悩むなぁ」

確かに、これからセキスイハイムでお家を建てようという方は、市販のエアコンか快適エアリーか迷っていると思います。

ネットでは「あまり暖かくない」とか、「電気代が高い」とか書かれていますしね。

そこで今回は、我が家の快適エアリーの設定温度と、実際に外気温1桁の時の室温・体感についての感想を紹介していきます。

 

※この記事は3分程度で読めます。快適エアリーが冬場にどれほど暖めてくれて、これからセキスイハイムで建てる際の参考になると思います。

 

快適エアリーの設定温度

こんな感じで我が家は設定しています。

12月の快適エアリー設定温度

12月の快適エアリー設定温度

我が家の快適エアリーの設定温度は、冬場は「リビング22度、ベース22度」にしています。

ちなみに、ベースというのは床下のベタ基礎スペースのことです。1階フローリングの下の空間ですね。

なんでそんなところの設定温度もあるのかは、この後で。

 

リビングの設定温度

我が家でも快適エアリーの設定温度は色々変えてみましたが、だいたい22度で快適に過ごせています。

21度だと、若干寒いような気がします。たった1度なのですが、快適エアリーの暖房吹き出し口から出てくる温風の暖かさが結構違います。

また、24度だとちょっと暑いかなぁと思います。

寒がりで冷え性な方なら24度くらいがちょうど良いかもしれませんが、そこまで暖かくしなくても良いかなと思います。

 

ベースの設定温度

セキスイハイムの快適エアリーの面白いところは、「床下(ベース)の暖房」ができる点です。

セキスイハイムのホームページを見ると、ベースを温めることで家全体の暖かさを損なうことなく快適な温度にすることができるそうです。

快適エアリーベース図

快適エアリーのベース

冬場の寒さは基本的に窓と床下から来ることが多いです。

窓はすきま風として冷気が入ってきますし、床下が外気に触れるような構造の家だと、床全体が冷たくなり、それが保冷剤のように家全体を冷やしてしまいます。

 

その点セキスイハイムは、床下が全部コンクリートで囲まれていて、外気に触れることがない密閉空間です。

さらにその空間に快適エアリーから暖房を入れることで、床全体を冷えから守ってくれます。

というのが、快適エアリーのコンセプトですね。

 

床暖房には適わない快適エアリー

ただ、床暖房やホットカーペット並の暖かさを期待している方もおられるかもしれませんが、実際はそこまで暖かくなりません。

 

冬場にありがちなフローリングの「冷やっと感」が無くなるだけで、「めっちゃあったかーい!」とか言いながらフローリングに転がることはできません。

 

冷え性で足先をしっかり温めたいなら、床暖房のほうが良いと思います。

 

結局、快適エアリーはあったかいの?

ネットでは色々言われていますが、我が家はなかなかに暖かく使えている快適エアリー。

それでは何故同じ快適エアリーなのに暖かさの感じ方が異なるのでしょうか?

 

快適エアリーの効果は「間取り」に左右される

個人差もあるでしょうが、間取りが関係していると思います。

 

我が家の1階は20畳のLDKですので、能力的には快適エアリーだけで充分まかなえます。

これが例えば二世帯住宅でリビングがもっと広いと、快適エアリーの暖房の効きが悪くなる可能性はあります。

当然、セキスイハイムも広い間取りに合わせた提案をしているのでしょうが、やはり性能の限界というものはあります。

 

リビングを閉め切れるドアはオススメ

また、我が家はリビングから階段に上がる通路に扉を付けています。

暖房をつけているときは階段へのドアは閉めっぱなしなので、暖房で温めた空気が階段に逃げていかないわけです。

 

1階だけの使用を想定した快適エアリーだと、階段を経由して2階まで暖かい空気が逃げてしまうと、圧倒的に能力不足です。

快適エアリーを導入する際は、冷暖房効果も考えた間取りにすることをオススメします。

  • 吹き抜けは避ける
  • 階段へ空気が逃げないようドアを付ける
  • むやみに広い間取りにしない
  • 窓は必要最小限

 

快適エアリーと市販エアコン、結局どちらが良いの?

暖かさに関しては、間取りさえ注意すれば快適エアリーでも十分暖かいことは分かったと思います。

ただ、実際気になるのは「市販エアコンと快適エアリー、どちらを選択すべき?」ということでしょう。

 

快適エアリーは1階だけ設定しても100万円します。一方、市販エアコンは20畳タイプでも10万から20万。

はたしてどちらが良いのでしょうか?

 

冬の快適エアリーは電気代が高い

22度設定で冬でも室内が寒くならない快適エアリーですが、その代償として「電気代が高くなりがち」です。

快適エアリー冬の電気代

快適エアリー冬の電気代

これは、この記事を書いている12月の電気代・消費電力の推移です。

金額は「1日で658円」!

月換算すれば、658円×30日=約2万円もの電気代になります。

1日中つけている弊害でもありますが、手取りの1割弱を電気代に取られる生活というのは中々苦しいものがありますね。

 

市販のエアコンもさすがに1日中つけっぱなしだと電気代は高くなります。

しかし、後述する「トップランナー制度」などの影響で、快適エアリーよりも市販エアコンのほうが性能向上が早いので、結果的に市販エアコンのほうが電気代は安くなります。

 

市販エアコンのほうが性能向上が早い

市販のエアコンはダイキンや三菱など競合が多く、自社エアコンを購入してもらうために日々技術革新に暇がありません。

一方、快適エアリーの製造メーカーは「CHOFU」という1社だけであり、競合がいないためそれほど技術革新がありません。

 

また、民生エアコンには「トップランナー制度」というものがあります。

トップランナー制度とは?

簡単に言えば、「各メーカーがクリアすべき最低ラインの基準値を決めるから、それを超える高効率な製品を作らないとダメ。基準クリアできなかったら販売止めるよ」という制度です。

世界各国で取り入れられている制度で、昨今のSDGs(持続可能な開発目標)の気風も高まり、エアコンも高効率なものが求められています。

 

1社しか選択肢がない快適エアリーと、多数の会社の中から選ばれなければ生き残れない市販エアコン。

どちらが性能向上が早いかは言うまでもありませんよね。

 

市販エアコンのほうが容易に買い替え可能

我が家が快適エアリーにして最大の欠点だと思ったのが、安易に買い替えできないという点です。

 

買い替えできない問題点

  • 壊れても修理をセキスイハイムに依頼しないといけない
  • 買い替えたくても選択肢が「快適エアリー」の1択
  • 選択肢が無いので言い値で買わないといけない(見積もり比較できない)

 

選択肢が無いというのは民主主義の世界において、圧倒的に不利です。

比較対象がないので値引きもできず、セキスイハイムの言い値で購入せざるを得ません。

 

快適エアリーではないですが、セキスイハイムのお宅に住んでいる人から、こんなメールを貰ったことがあります。

2階に市販エアコンを付けようと思ってセキスイハイムに見積もり取ってもらったのですが、外壁タイルで穴あけが難しいので、工事費込みで100万円くらいかかると言われました。こんなに高いものなのでしょうか?

我が家も2階に市販エアコンを後付けしましたが、外壁タイル&軽量鉄骨造なので家電メーカー指定の業者だと変なところに穴を開けられそうで怖いんですよね。

だからエアコンも業者もセキスイハイム指定でお願いしたことはあります。

我が家の場合は工事費込みで10万円でしたが、それでも市販の6畳エアコンなんて工事費込みで5万円で買える時代。割高ですよね。

 

買い替えができる市販エアコンであれば、

  • 壊れてもすぐ買い替え可能
  • ついでに性能向上・省エネ性能もアップ
  • メンテナンスも容易(ダスキンなどに掃除してもらえる)

というメリットが大きいです。

 

ちなみに我が家は6年住みましたが、すでに2回も快適エアリーが故障しています。

【故障再発】快適エアリーが2度目の故障で冷えなくなりました。

入居4年で快適エアリーが故障!問い合わせから修理完了まで一部始終を紹介

そのたび、セキスイハイムに連絡して日程を調整して見てもらって、と大変面倒でした。

幸い、2回とも無償修理で事足りましたが、品質面でも市販エアコンより複雑な分、故障率が高いのかもしれません。

 

結論:快適エアリーは要らない。市販エアコンで十分

ここまで読んでいただいたあなたは「やっぱり快適エアリーは高いし交換もしにくいから市販エアコンのほうが良いな」と思っていることでしょう。

正解です。

私自身、6年前に戻れるなら「快適エアリーはつけない」選択をしますから。

 

  • 1階だけで100万円もする(高すぎる)
  • 冷暖房性能はそこまで高くない
  • 交換、新調、修理、メンテナンス性において圧倒的に市販エアコンが有利
  • 故障率も高い(我が家だけかもしれませんが)

 

一軒家ですから、この先何十年も住み続けます。

いかに快適エアリーと言えど、20年・30年は持たないでしょう。いつか壊れます。

その際に修理、または新調するとしても、再び100万円もする快適エアリーを購入します?

 

我が家は妻と相談し、「壊れたら市販エアコンに切り替えよう」と決めています。

100万円もした高額設備なのに、結局実際に使ってみるとそんなものなんです。

空気清浄機能も、プラズマクラスターで十分ですしね。

 

まだ契約前ならセキスイハイム以外のハウスメーカーに切り替えもアリ

この記事をご覧の皆さんのなかで、もしセキスイハイムで契約済みで今間取りの打ち合わせをしているのなら、快適エアリーをやめて市販エアコンにするのをお勧めします。

 

しかし、まだセキスイハイムと契約前で、「セキスイハイムにしようかどうか迷っている段階」であるなら、一度白紙に戻しても良いと思います。

と言うのも、家づくりというのは「ハウスメーカー選び」で総支払額が大きく変わってしまうからです。

 

ハウスメーカーによる支払額の差

延床面積30坪前提として、

  • セキスイハイム注文住宅:土地1500万円+建物2500万円=4000万円
  • ローコスト住宅メーカー:土地1500万円+建物1300万円=2800万円
  • 建売住宅:土地・建物込みで2300万円

 

「それでもセキスイハイムのほうがスクエアデザインでオシャレで、地震に強いし、快適エアリーで暖かいし」

それはセキスイハイム以外のハウスメーカーも見た結果でしょうか?

 

全国探せばコスパ良いハウスメーカーはたくさんある

たとえば「デザインハウス豊橋」というローコスト住宅メーカーは、1400万円で標準床暖房ついてます。

それ以外にも、

  • 延床面積31坪 4LDK
  • 全居室床暖房標準
  • 太陽光発電52kW
  • ベタ基礎

セキスイハイムより1000万円も安くてオール床暖房付。

はっきり言ってコスパ良すぎですよね。

愛知県豊橋市周辺のハウスメーカーではありますが、全国のハウスメーカーを探せば「セキスイハイムよりコスパの良いハウスメーカー」はいくらでもあるわけです。

 

例えば「タウンライフ」というサイトを使えば、全国600社以上のハウスメーカーから、見積もりを取って比較検討できます。

イチイチ自分でハウスメーカーを調べて見積もりを取る必要がないのが使いやすいです。

他にも、

  • 利用はすべて無料
  • 間取りプラン、資金計画、土地探しも提案してくれる
  • ネットだけで完結

コロナ禍でモデルハウスに行くのが躊躇われる現在、こういうサービスはこれから家づくりする上で重宝します。

セキスイハイムに固執せず、色々なハウスメーカーも比較検討してみましょう。

 

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