こんにちは!セキスイハイムオーナーの神下(かみもと@Twitter)です。
今回のお悩み
家を建てたい人「セキスイハイムってあったかハイムのCMやってるし冬はさぞかし暖かそう。寒いの苦手だし、セキスイハイムで家を建ててみたいな。でも、実際に快適エアリーでどれくらい冬暖かくなるのかな?実際に住んでいる人の意見を聞いてみたい」
こんな方向けの記事です。
12月ともなれば、いよいよ本格的な冬到来。
思えばセキスイハイムの「あったかハイム」のCMに惹かれて快適エアリーを導入したわけですが、実際に冬場の快適エアリーの使用感や電気代については評価できていませんでした。
そこで今回は、冬場のあったかハイムがどんな暖かさなのか、また電気代はどれくらい高くなるのかを、データをもとに検証していきたいと思います。
この記事を読むと・・
- 快適エアリーが冬どれくらい暖かくなるか分かるようになります
- 本体100万円ほどする快適エアリーが必要かどうか判断できるようになります
あなたにとって快適エアリーが必要なのかどうか判断できれば、無駄なお金を新築に払う必要がなくなり、浮いたお金でおいしいものを食べたり、好きな服を買ったりすることができるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
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検証日と測定環境
まず、検証日としては2014年12月2日を選びました。
この日は日本全国で大寒波が来ており、我が家のある地域でも最高気温が10度程度と寒くなっていました。(それでも北海道とかと比べると暖かい部類です)
気象庁の気温データを取ってくると、12月2日は以下のような気温推移。
なぜか深夜に最も気温が高く、日中は最高気温9度、最低気温は5度と寒い日です。
測定環境は以下の通りです。
- セキスイハイム注文住宅
- 延床面積30坪
- 1階のみ快適エアリーを設置(21畳のLDK)
- 2階はエアコン使用なし
- 快適エアリーの設定温度は24度
- 基本的に1日中運転
また、快適エアリーはオススメタイマー3(朝晩型)としています。
これは朝晩は普通に暖房オンしておき、日中はお出かけモード(設定温度を5度低くして省エネ)にするモードです。
それでは、使用感と電気代を見ていきます。
あったかハイムの暖かさ
まずは快適エアリーの使用感について述べます。
設定温度は24度、外気温は6~8度となっています。それでも室温は23度ですので室内は半袖でも十分な感じで過ごせます。
ちなみにベース(床下)温度の設定は25度ですが、フローリングは暖かい!というほどではなく、かといって冷たいというほどでもないです。
いわゆる床暖房やホットカーペットの暖かさには遠いかなと思います。
もう少し設定温度を上げると良いのかもしれません。このあたりは後日実験してみたいですね。
ちなみに料理して換気扇回すと室温が下がりますので注意です。
室内の空気を排出しているので当然ですが、換気扇の回しすぎは注意です。
あったかハイムの電気代
それでは次に快適エアリーの暖房の電気代です。
外気温が低いので暖房はかなりがんばっています。
この日の快適エアリーの電気代は207円でした!
消費電力を見ると深夜の電気代の安い時間帯であまり余熱していません。
おそらくこの日は深夜より日中のほうが寒かったので、快適エアリーはこのような運転になっていると思います。
日中もお出かけモードにしていますが、外気温が9度程度なので、お出かけモードでも室温を保つために暖房運転が働いて消費電力が上がっているものと推測します。
やはり1日中運転している快適エアリーの電気代は高くなっています。
1日207円ですから、1か月にすると「207円×30日=6210円」も快適エアリーだけの電気代として支払う必要があります。
結構高いですよね?
ちなみにガス床暖房なら一時間あたり15円、24時間つけっぱなしなら15×24=360円。
ガス床暖房よりは安いかなと思いますが、床暖房よりフローリングは暖かくならないので微妙かなと。
また、快適エアリーはエアコンみたいなものなので、やはり運転すると湿度がぐんぐん下がっていきます。
コロナ禍で湿度が低いのは感染リスクの面でもいただけません。
そういう意味でも、そこまで大きく電気代が変わらないのであれば、乾燥しない床暖房のほうが良いと思います。
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まとめ
今回は冬場の快適エアリーの使用感と電気代について検証しました。
暖かさについては問題ないですが、フローリングの暖かさは少し期待ハズレな印象。
とてもCMで見ているような「暖かい家」ではない印象です。まぁ寒くはないですよ。
ただ、CMを見て過度な期待をして快適エアリーを購入してしまうと、入居後にすごくがっかりします。
セキスイハイムのモデルハウスだとすごく暖かいんですが、あれは快適エアリーと市販エアコンを併用しつつ、設定温度をかなり高めにしています。
しかも室内はスリッパ履いているので、素足でどれくらいフローリングが冷たいのかは比較できません。
モデルハウスが暖かかったからと言って、そのまま自宅も暖かくなるとは限らないわけです。
もし「冬暖かい家を建てたい」と思うなら、素直に床暖房&市販エアコンにしましょう。
床暖房なんて高いかも?と思われるかもしれませんが、ローコスト住宅メーカーだと床暖房付き30坪の家が1300万円ほどで建てられます。
上記は「デザインハウス郡山」というローコスト住宅メーカーの「暖暖館」という商品の家です。
ポイント
- 床暖房付き
- 太陽光パネル5.2kW
- 光熱費が月5300円程度
- 本体&付帯工事込みで1398万円(税別)
かなりコスパが良いですよね。
ちなみにセキスイハイムだと軽く2000万円超えます。めっちゃ高い。
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節約できたお金で何しましょう?
コロナ禍で海外旅行というのは難しいですが、美味しいものをお取り寄せして自宅で食べたり、60Vの大型テレビを購入したり、ブランド物のバッグを購入したり、趣味用の車を購入しても良いかもしれません。
家選びをしっかりするだけで、こんなに自由に使えるお金が生まれるわけですね。
もし1つ1つハウスメーカーを調べ上げるのが面倒な人は、「タウンライフ」というサイトで一括比較するのが良いでしょう。
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セキスイハイム以外のハウスメーカーも比較検討し、コスパの良い家づくりをしましょう。