2015年度に入り、各行とも4月の住宅ローン金利を発表しました。
前回の記事ではメガバンクの住宅ローン金利を、前々回の記事ではネット銀行の住宅ローン金利を見ていきました。
ネット銀行では金利引き下げ、メガバンクは引き下げる銀行はなく、据え置きか引き上げという結果になりました。
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こうなると気になるのは地方銀行の2015年4月の住宅ローン金利です。今回はこのあたりの動向について見ていきます。
横浜銀行
まずは横浜銀行の住宅ローン金利です。
横浜銀行は当初固定10年の住宅ローン金利だけ引き上げています。引き上げ幅は0.05%です。それ以外の住宅ローンタイプでは先月から金利据え置きです。
傾向としてはみずほ銀行と似ています。
千葉銀行
続いて千葉銀行の住宅ローン金利について見ていきます。
千葉銀行では、当初固定10年以上の住宅ローンで金利を引き上げています。引き上げ幅は一律0.05%となっています。10年未満の住宅ローン金利については先月から据え置きです。
こちらの傾向としては三菱東京UFJ銀行と同じです。
静岡銀行
最後に静岡銀行の住宅ローン金利を見ていきます。
静岡銀行は全タイプにおいて先月から金利据え置きとなっています。こちらはりそな銀行と傾向が似ています。
まとめ
以上、今回は地方銀行の2015年4月の住宅ローン金利を見ていきました。
各行とも傾向が異なっている点はメガバンクと同じです。そして、やはり実店舗を持つ銀行は住宅ローン金利が高い傾向にあります。
地方銀行、メガバンクが今月は住宅ローン金利引き下げに踏み切れなかったのに対して、ソニー銀行や楽天銀行のようなネット銀行は金利の引き下げに成功しています。住宅ローン金利の決め方は各行判断基準があると思いますが、他行が据え置き、あるいは引き上げを行っている中で金利を引き下げている点は好印象です。
もちろん、実店舗があることで、不明点をすぐ相談できる点はメガバンクや地方銀行のメリットです。電話サポートがあると言っても日中は全く繋がらないということもあり得ますので、実店舗がある方がその点は強いです。
このあたりは、これから住宅ローンを借りる方が判断して、どちらが自分に見合うか検討した上住宅ローンを借りる銀行を決めると良さそうです。