前回ほメガバンクの2017年3月の住宅ローン金利を見ていきました。
先月と異なり、今月は良くても据え置き、悪いと引き上げとなってしまいました。。。
やはりトランプ大統領になってから、住宅ローン金利は上昇傾向になっていますね。株価は上がっているし円安で輸出企業は景気良くなりそうですが、まだまだトランプ大統領の豪腕が唸る可能性大ですから、この先どうなるかわかりません!
とは言え、今月の住宅ローン金利はすでに発表されていますから、とりあえず確認していきましょう!読めない未来より現実、ですよね。
今回は地方銀行の住宅ローン金利を見ていきます。メガバンクが引き上げ傾向なので、だいたいそれに倣っているような気もしますが、念のため確認。
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横浜銀行
まずは横浜銀行。
今月の横浜銀行は、全プランで金利据え置きとなりました!
全プラン、と言っても固定10年までのデータですけれども。ただ、傾向としてはみずほ銀行と似ていますよね。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行は固定10年以下でも金利引き上げていますから、この姿勢は良いですね!
千葉銀行
続いては千葉銀行です。
今月の千葉銀行は、固定5年以上で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅は最小単位の0.05%ですが、横浜銀行は据え置きなので、この傾向は微妙。。。もう少し頑張れなかったのか。
先月は固定10年だけ引き下げたので、固定10年プランに限れば1月水準に戻っただけとも言えます。固定5年と7年は今年最高値!
静岡銀行
最後は静岡銀行です。
今月の静岡銀行は、固定2,3,7,10年で金利引き上げとなりました!
先の二行よりも引き上げ範囲が広いですね。ここまで来ると固定5年だけ引き上げなかったのが策略に見えてきます。
「ほら、固定5年は金利据え置きだから全プラン引き上げじゃないもんねー!」
みたいな?そんなことはないでしょうが、横浜銀行や千葉銀行に比べると見劣りしてしまいますね。
まとめ
以上、今回は地方銀行の2017年3月の住宅ローン金利を見ていきました。
今回の3行の中では横浜銀行の健闘が光る内容となりました。他は引き上げですから、このあたりはメガバンクと同じ傾向と言えますね。
ちなみに、こういう時に金利据え置きにできるか、はたまた我慢できず引き上げてしまうかで、銀行の強さが見えて来るような気がします。今回に限れば、横浜銀行は経営的に強い銀行で、静岡銀行は3行の中で最弱。
借り手としては金利は低いに越したことはありませんから、金利引き上げというのは借り手にとって不利益でしかありません。なのに金利をあえて据え置いてくれる銀行は、お客様目線の金利設定ができる銀行と言えますね。
次回はネット銀行の住宅ローン金利を見ていきます!