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※(本記事の)金額・内容は一例です

太陽光発電

太陽光発電の国からの補助金は2014年3月末で終了しました!

最近ホットな太陽光発電。最近では1kWhあたり48万円前後と安くなり、新築時に太陽光発電設備の導入を検討されている方も多いと思います。我が家も太陽光補助金として11万円貰いました。

そのような方はインターネットを活用して太陽光発電についての情報収集に勤しんでおられると思いますが、その情報、古くないですか?大丈夫ですか?

例えば今回取り上げる太陽光発電補助金については2014年3月末で終了となっています。補助金が貰えるものと思っているとガッカリしますのでご注意ください。

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年々、太陽光発電のメリットは薄くなっている

ホットな太陽光発電ですが、そのメリットは年々薄くなっています。先に述べた補助金もそうですが、それ以外にもメリットが無くなりつつあります。

もともと太陽光発電は、自宅の屋根で勝手に発電してくれた電気を売って儲けるのが最大のメリットですが、売電価格は年々減少しています。

例えば、2013年度は1kWhあたり38円の売電価格でしたが、2014年度は37円となっています。これは例えば、月の発電量が400kWhだったら、売電収入が400円の減少ということです。1ヶ月で400円ですから、一年間だと4800円、10年間だと48000円の損失になります。設備自体は何も変わらないのに、設置年度が違うだけで、48000円も損します

しかもこの売電価格は年度ごとに減額されていきます。今までは二年に一回減額されていましたが、2014年度は一年スパンで減額になってしまいました。この調子だと2015年度も減額されますので、太陽光発電を検討されている方は早めの決定をオススメします。

都道府県の太陽光補助金は残っている場合がある

2014年3月までで太陽光補助金は終了したと言いましたが、それは国からの補助金であって、都道府県が別途出している補助金はまだ残っている場合があります。

詳細は各都道府県のホームページを参照していただきたいのですが、こちらも年度ごとの補助金予算があって、予算オーバーになったら申請しても補助金を受け取ることができません。

また、年度ごとの予算ですので、年度末に駆け込み申請しても、予算オーバーで補助金が出ない可能性もあります。申請するならこちらもお早めに。

ちなみに補助金の相場は数万円程度です。補助金目当てで申請を焦るよりは、じっくり検討してから導入したほうが良いです。

ただ、売電価格も年々減少していますので、もし導入するのであれば早い方が得なのは言うまでもありません。

2014年度は太陽光は設置した方が良いのか?

結論としては、「設置はしてもしなくてもトントン」です。

何がトントンかと言うと、太陽光設置にかかる費用と売電収入が同じくらいになるということです。平たく言うと「元は取れるが儲かる可能性は低い」です。

我が家でも太陽光発電していますが、現在までの売電収入だと、ペイできるまで約10年です。

10年というと、だいたい太陽光設備の故障が出て来る頃ですので、その修理費が掛かります。また、現在の太陽光売電価格は10年固定ですので、10年後はどうなるか分かりません。もしかすると売電の仕組み自体無くなるかもしれません。そうすると、10年以内に元が取れるかどうかがカギとなってきます。

2014年度の売電価格の37円というのは、この10年で元が取れる境界ラインだと思います。売電価格の下落に比べて太陽光設備設置料が下がってこないので、37円というのはギリギリなのではと思います。

そのため、2014年度内に太陽光を設置する場合、「元がギリギリ取れる。10年後はどうなるか不明」なのです。

10kW以上の太陽光設備なら希望はある

今までは10kW未満の太陽光設備の場合でしたが、10kW以上の場合、売電価格が20年固定となりますので、話が変わってきます。

20年固定となれば、10年後も今と同じ売電価格となりますので、元を取りつつ利益も出る可能性が高まります。太陽光は年間利回りが10%前後ですので、長期定期預金の数倍は利益が出る想定です

もちろん、20年間の間で一度も故障しないことはないでしょうから、修理費を含めると利回りは少し減るでしょうが、それでも株やFXよりは確実な収入となると思います。

もし、これから太陽光を設置しようと考えている方は、10kW以上の設備を検討してみてはいかがでしょうか。ただし、初期費用は400万程度必要ですから、予算に余力のある方にオススメします。

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