先月はメガバンク、地方銀行ともに金利引き下げとなった2017年5月。
梅雨を前になんとも景気の良い話で、これから借りる人には朗報と言えますね。
こうなると期待してしまうのは、次月はもっと住宅ローン金利が下がるのでは?という期待ですね!
住宅ローンは有利子の借金ですから、できるだけ無駄な金利は払いたくないのが心情。
とはいえ、ひと月後の住宅ローン金利を予想するのはたいそう難しいのです。
だから、住宅ローン金利の底値を狙って家を買う!みたいな人はなかなかいないわけですね。
すでに住宅ローンを借りている人の中には、借り換えを検討している人もいるでしょう。
そういう人も、やはり底値を狙って借り換えしたいものですが、なかなか難しいですよね。
ということで、私たちにできることは、これまでの住宅ローン金利の推移を確認して、ある程度底値だと判断したら借りる、借り換えることだけですね。
ということで、今回は2017年6月のメガバンクの住宅ローン金利を見ていきます!
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みずほ銀行
まずはみずほ銀行です。先月は固定プランすべて引き下げでしたが今月はどうでしょう?
今月のみずほ銀行は、全プラン金利据え置きでした!
先月下げすぎましたかね?今月は無難に据え置きとなりました。
だいたいこういうケースでは、固定20年など長期の固定プランは金利引き上げてくる銀行が多いのですが、そうしたいのをグッと我慢してくれたのでしょうか?
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。こちらも先月は金利引き下げ傾向でしたが、今月は?
今月の三井住友銀行は、固定10年で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅は0.05%ですが、堪えて据え置きしたみずほ銀行とは対照的に固定10年で引き上げてきました。
10年未満は金利据え置きなので良いですが、なにせみずほ銀行が全プラン金利据え置きですから、ちょっとでも引き上げてくると評価がガクンと下がりますね。
もうすこしがんばって欲しかったですね。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。来年に名称変更を予定しているので、景気良く住宅ローン金利を引き下げてほしいものです!
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定10年以上で金利引き上げとなりました!
傾向は三井住友銀行と同じです。引き上げ幅は0.05%ですが、やはりみずほ銀行が据え置いてきているので、もう少しがんばって欲しかったですね。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2017年6月の住宅ローン金利を見ていきました。
先月と変わって、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行は金利を引き上げてきました。
みずほ銀行はがんばって金利据え置き。好評価です。
ここ数ヶ月は一進一退の攻防という雰囲気で、なかなか金利の底が見えない状況です。
ともすれば、これから住宅ローン金利が急騰する可能性もありますし、逆に急落する可能性もあります。
つまりは、来月の動向も読めないということですね(汗)