こんにちは!神下(かみもと@Twitter)です!
そろそろ家を建てようと考えている人、多いと思います。
私も数年前に新築注文住宅をセキスイハイムで建てたわけですが、そのときもいろいろな住宅メーカーを選んだものです(懐)。
数あるハウスメーカーからセキスイハイムを選んだのは、やはり大手の安心感と、地震に強い鉄骨造、工場生産による品質のムラの排除、そして営業さんとの相性でしたね。
このサイトをご覧の人の中にも、セキスイハイムが候補に入っている人も多いかと思います。
CMもよく見ますし、母体が積水化学工業ですからね!
ちなみに、積水化学工業は連結従業員2万人、売上1兆円を超える大企業です。
万が一にも欠陥住宅であっても、余裕で全額補償してくれる企業資産があります!
そんなセキスイハイムに決めた人、あるいはセキスイハイムにしようかどうか迷っている人にとって、よくわからないところが、
どのタイプの建物が良いのかわからない!
ということだと思います。
セキスイハイムには、ドマーニ、パルフェ、ハイムbj、クレスカーサなど、いろいろな種類の建物があります。
一言でセキスイハイムと言ってもいろいろなタイプがあって、いったいどれがいいのか、ホームページを見てもわからないという声もあります。
そこで今回は、セキスイハイムの各タイプの家の特徴を紹介して、セキスイハイムで建てようか迷っている人のお役に立てればと思います!
2018/04追記:スマートパワーステーションに新商品が登場したので記事を更新しました。
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鉄骨系と木造系
セキスイハイムと聞くと、だいたい鉄骨系の家を思い浮かべると思いますが、実はセキスイハイムには木造タイプの家もあります。
代表的なのはグランツーユーという商品ですね。
見た目がセキスイハイムっぽくないので、鉄骨じゃなくてもいいし、あの角張ったデザインが好きじゃないという人にはオススメかもしれません。
ただ、せっかくセキスイハイムにするなら、鉄骨系が強度的にもオススメだとは思いますけれども。
パルフェ
パルフェは、セキスイハイムの中でも最上級に高い鉄骨系商品です。
ホームページの写真からして、かなり気合が入っていることがわかりますよね!
間取りが広く、デザイン的にもセキスイハイムトップを走るのがパルフェです。
特徴的なのは、大きく伸びた庇です。いわゆる屋根ですね。
セキスイハイムは基本的に太陽光パネルが屋根に載ることが多いのですが、パルフェは屋根をあえて飛び出るデザインにして、より多くの太陽光パネルが搭載できるようにしています。
さらに、広いからこそできるテラスなども、セキスイハイムとしては珍しいデザインです。
形も自由度があるので、まさに最上級レベルの商品です。
その代わり価格も最上級。。。上の画像の家くらいだったら、たぶん建物だけで5000万は余裕でしょう(汗)
デシオ
デシオは、3階建の鉄骨系商品です。
セキスイハイムで3階建立てるなら、自動的にデシオになります。
3階建にもなると、屋根の上にバルコニーを作って、自分だけのプライベート空間を作るのもありですよね。
セキスイハイムだとどうしても太陽光パネルが必須みたいなイメージありますが、決してそんなことはなく、普通に屋上バルコニーも作れます。
さすがに2階建だと低すぎて周囲の家から見えてしまうかもしれませんが、3階建くらいになるとプライベートが守られるので良いですよね。
ただ、3階建にもなると、ただでさえ高いセキスイハイムなのに、さらに高額になってしまうことは覚悟しておいたほうがいいですね。
二世帯住宅で、一階にリビングと両親の部屋、2、3階に自分たち家族の部屋という形で住み分けるのが良いかと思います。
ドマーニ
ドマーニは、屋根が斜めの鉄骨系商品です。
セキスイハイムと言えば四角の家で、真っ平らな屋根の上にびっしり太陽光パネルがあるイメージですが、普通の家みたく斜め屋根の家も作れます。
セキスイハイムの真四角デザインが嫌ならば、自動的にドマーニになりますね。または木造のグランツーユーか。
ただし、屋根が斜めな分、太陽光パネルの積載量は減ってしまいます。
ガンガンに太陽光発電したいなら、平らな屋根の商品にするべきでしょう。
セキスイハイムは魅力的だし鉄骨造にしたいけれど、真っ平らな屋根が嫌いなんだよねーという方は、ドマーニがオススメですね!
私も、実は真っ平ら屋根はあまり好きではなかったりします。。。
でも家は真っ平ら屋根という矛盾。。。
予算的に。。。
ハイムbj
我が家もこれで建てたハイムbjは、シンプルかつセキスイハイムのミドルクラスの鉄骨系商品です。
セキスイハイムは商品のクラスによって、選べる間取りが異なってきます。
基本的に自由度の高い商品は値段が高いというイメージでオッケーです。
ハイムbjは、その辺りのバランスが最も良い価格帯の商品です。この下のクラスのクレスカーサになると、選べる間取りの幅が少なくなり、自由な間取りが作りづらくなります。
ちなみに、これより上のクラスのパルフェやドマーニだと、選べる間取りの自由度が高くなる代わり、価格が恐ろしく高くなります。
このあたりは営業さんに確認してみると良いですね。
自分たちの満足する間取りが作れない、または作るためにはパルフェのような高価格クラスのの商品を選ばざるを得ないというのであれば、おそらくセキスイハイムではないハウスメーカーが良いと思います。
逆に、自分たちの満足できる間取りができるなら、セキスイハイムはオススメです。
なぜなら、ハイクラスのパルフェでも、ミドルクラスのハイムbjでも、ロークラスのクレスカーサでも、基本となる耐震性能などは同一だからです。
ロークラスだからといって手抜きして耐震性能を落とさない姿勢は素晴らしいですね!
クレスカーサ
クレスカーサは、セキスイハイムで最もお手頃な鉄骨系商品です。
見た目もパルフェと比べるとシンプルですよね。無駄なくシンプルなデザインでセキスイハイムさを残しつつも、価格を抑えた商品です。
もちろん、耐震性能は上位クラスの商品と同じですよ。
ただし、選べる間取りが少ないのと、選べるオプションが少ないのがネックです。
例えば我が家はタイル外壁を選んでいますが、これは当時、クレスカーサでは選択できませんでした。ハイムbj以上のクラスから選択可能なオプションです。
選べるオプションが少ない分、工場生産に適したサイズの間取りや部材で作る家なので、セキスイハイムの中でも割安な価格で販売できるのです。
スマートパワーステーションGR,FR
スマートパワーステーションは、がんがん太陽光発電したい方にオススメな鉄骨系商品です。
屋根が大きく飛び出た特徴的なデザインは、太陽光パネルをたくさん搭載できるよう作られたもの。
これによって10kW以上の太陽光パネルも搭載できます。
ちなみに、太陽光パネルが10kW以上搭載されていると、電力会社へ売る形態が変わって、20年固定価格での全量買取となります。
10kW未満だと、固定買取期間が10年しかないのと、売り方も発電した電気を一旦自宅で使った余りを電力会社に売る形式しか取れません。
ガンガンに太陽光発電して、副収入を得たいと考えている人は、セキスイハイムのスマートパワーステーションがオススメですね!
ちなみに、上の写真はスマートパワーステーションFRという商品で、真っ平らな屋根が飛び出した商品ですが、この飛び出しが嫌ならスマートパワーステーションGRという商品もあります。
スマートパワーステーションGRとFRの違いや特徴については、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
リンク:スマートパワーステーションGRとFRは何が違うの?坪単価は?発電量は?
グランツーユー(2x6)
ここからはセキスイハイムの木造タイプの商品を紹介していきます。
まずはグランツーユー、こちらは2x6工法の木造系商品です。
木造系のセキスイハイムの中でも最上級のクラスです。
デザインも良い意味でセキスイハイムらしくなく、セキスイハイムの耐震性能・大手の安心感は魅力だが、鉄骨ではなく木造が良いと思っている人にはオススメの商品です。
新築の木の匂いなどは魅力ですもんね!
セキスイハイムで建てたいのだけれど、木造が好きな人は、間違いなくグランツーユーですね。
もし予算が厳しいのであれば、もう少し安いミオーレが良いですね。
ちなみに、木造でも太陽光発電したい!という方は、スマートパワーステーション グランツーユーという商品もあります。
ミオーレ
ミオーレは、グランツーユーより安い木造系商品です。
家は木造に限る!セキスイハイムで建てない!けれど予算は低く、といいう方はミオーレがオススメですね。
ただ、耐震性能という面では、グランツーユーの方が有利です。ミオーレは2x4工法で、グランツーユーは2x6。簡単にいえば、使う木材の幅が2x6の方が太く、その分耐震性能が高く、断熱性能も優れるのです。
ミオーレは安い分、2x6ではなく2x4なので、セキスイハイムの頑健さが目当てなら、グランツーユーの方がオススメですね。
ちなみに、セキスイハイムの場合、木造の家でも工場で生産します。
なので、施工ミスなどほぼゼロです。
特に木造の場合、雨ざらしによる木材へのダメージが深刻ですが、セキスイハイムは工場生産が基本ですので、木造のグランツーユーやミオーレでも、安心してまかせられますね。
まとめ
以上、今回はセキスイハイムの商品シリーズの特徴について紹介しました。
セキスイハイムと一言で言っても商品のシリーズは多く、最初に家を建てる人は迷うことと思います。
基本は鉄骨系か木造系かを選んで、木造系が良いなら予算に応じてグランツーユーかミオーレの2択。
鉄骨系は選択肢が多いですが、3階建が良いならデシオだけ。
2階建か平屋なら、予算に応じてパルフェ、ハイムbj、クレスカーサの順。
鉄骨系で斜め屋根が好きならドマーニ。
そして太陽光発電をガンガンにしたいならスマートパワーステーション。
こんなイメージでしょうか。
セキスイハイムで建てたいという人はだいたい鉄骨造でしょうし、予算的に単身世帯なら、ハイムbjかクレスカーサが現実解ではないでしょうか。
デシオやドマーニ、パルフェはよほどのお金持ちか二世帯じゃないと価格が厳しいと思います。
セキスイハイムのドリームハイムやリユースハイムに当選すれば破格の値段で買えるんでしょうが、当選確率が尋常じゃない。
普通ののサラリーマンならハイムbjかクレスカーサで、延べ床面積30坪くらいが価格的に妥当な線ではないでしょうか。
間違っても、ホームページの画像のような家を建てたいとか思っちゃダメですよ?
5000万オーバーですから(笑)
ちなみに、現実的な我が家はセキスイハイムの商品の中でもスタンダードな「ハイムbj」という商品。かかった費用は以下の記事で公開しています!あわせてご覧くださいね。
この価格でどれくらいの家になるのか、Web内覧会も随時更新しつつ公開中です!