最近巷を賑わせている電力会社の太陽光買い取り中断ですが、基本的に10kW以上の太陽光パネルを搭載する住宅や設備が対象なので、10kW未満の太陽光パネルであれば、2014年10月1日以降でも新規買い取りしてもらうことができます。
ただし、既報のとおり、政府は来年度以降の太陽光買い取り価格の大幅引き下げを検討中しています。
NHK 太陽光発電の買い取り価格 大幅引き下げか。
経済産業省は、こうした状況を改善するため、太陽光発電の買い取り価格を大幅に引き下げる方向で調整に入ったことが分かりました。
大幅引き下げなので、例年の引き下げ幅の1~4円よりも、さらに引き下げられる可能性が高くなってきました。
そうなると気になるのが、太陽光パネルの設置費用がいつ回収できるのか、ですよね!
できることなら買い取り価格が高い内に設置して、早く初期投資を回収、その後は利益を確保というのが理想です。
ただ、来年度ということは2015年4月までですから、実質あと6カ月しかありません。今から新築を建てる場合に間に合うのでしょうか?
今回は、そんな太陽光発電の買い取り価格の大幅引き下げに関して、今から買い取り価格の大幅引き下げ前に新築を建てる方法を紹介したいと思います!
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方法1)建て売り物件を購入する
今から注文住宅を建てる場合、まだ契約も交わしていないのであれば、来年度までに建てることはかなり難しいと言えます。なぜなら、注文住宅の場合、契約から入居までの期間が長いからです。
SUUMOのサイトでは、注文住宅の平均工期は7.6カ月だそうです。これでは、今から契約しても、入居は2015年6月となり、大幅引き下げ後になってしまいます。
平均期間ですからこれより長くなることもあります。土地が弱ければ地盤改良工事が長引きますし、年末・年度末など工事が立て込む時期は人手不足となり工期が延びます。つまり、今から注文住宅を建てると、ほぼ確実に買い取り価格引き下げ後となってしまいます。
となると、残された道は太陽光パネルを搭載した建て売り物件を購入することです。
建て売り物件なので工期は無く、契約後の諸手続や若干の工事が入る程度ですので、今から契約しても価格引き下げ前に購入することができます。消費税が増税される時も、建て売り物件なら増税直前まで増税前価格で購入できたりしましたが、それと同じ考え方です。
ただし、建て売りの場合は当然ながら自分たちの自由な間取りはできませんので、どうしても注文住宅が良い!間取りもインテリアも自分で決めたい!という人にはオススメできない方法です。
そんな場合でも、まだ可能性はあります!注文住宅をセキスイハイムで建てようと考えている人なら、買い取り価格引き下げ前に注文住宅を建てることができるかもしれません!
方法2)セキスイハイムで注文住宅を建てる
先ほどは注文住宅では買い取り価格引き下げ前に建てることは実質不可能であると言いました。注文住宅の平均工期は7.6カ月なので、来年度までに間に合わないと。しかしこれはあくまで平均ですので、ハウスメーカーや工務店によってはこれより早く建てることができることを示しています。
そこで登場するハウスメーカーがセキスイハイムです!
セキスイハイムは鉄骨ラーメン構造のユニット工法で特徴があるハウスメーカーで、お家のほとんどを工場で作ってしまいます。それを現場に持って行って組み建てるのです。
この工法の最大のメリットは、ずばり工期を短くすることができる点です!
普通の住宅の場合、土地の改良工事の後、基礎工事をやって土台を作ってから、建物の材料を現場に搬入してから作り始めます。この作業は順番にやっていかないといけないので、当たり前ですが土台がないのに建物を作ることはできません。
一方、セキスイハイムの場合、建物を工場で作れるため、土地の改良工事と基礎工事の間に、並行して建物を作ることができます。並行して作業ができるので、結果として他のハウスメーカーや工務店よりも、圧倒的に単工期で注文住宅を建てることが可能なのです!
実際、我が家の場合は、工事前の地鎮祭が4月半ばにあり、そこから工事を始めて入居したのが7月末ですから、わずか3カ月ほどで注文住宅が建ってしまいました!
しかもその期間の中には外構工事期間の1カ月を含んでいますので、建物自体は2カ月ちょいで完成しています。建物が完成していれば入居前でも太陽光発電の申請ができますので、セキスイハイムなら注文住宅でも買い取り価格引き下げ前に建てることができるのです!
まとめ
以上、今回は今から新築を建てる人に向けて、来年度以降の太陽光発電買い取り価格の大幅引き下げ前に新築を建てる方法をご紹介しました。
来年度まであと半年しかない状況で注文住宅を建てることはかなり困難ですが、セキスイハイムのユニット工法であれば超単工期で注文住宅を建てることができますので、来年度の買い取り価格引き下げ前に間に合う可能性が高いのです。
ただし、今回のニュースを受けて多くの人が駆け込みしてくることが予想されますので、工期が短いから余裕だとは思わずに、早め早めの行動を心がけることをオススメします!