セキスイハイムといえば快適エアリー。全館空調であったかハイムのCMでもおなじみな快適エアリーですが、一番気になるのはやはりその電気代。
建物全体の換気もしつつ、部屋の暖房もやってくれるので、電気代も高そうですよね。
以前、我が家では、夏の快適エアリーの冷房運転の電気代と、秋の快適エアリーの電気代の比較を行いました。
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秋の快適エアリーの電気代で考察しましたが、そのときは快適エアリーの暖房運転を手動でオンオフしていました。そのため、運転開始時の消費電力が大きくなってしまっていました。
外気温がまだ20度と暖かさがやや残る日でしたので、電気代としては77円で済みましたが、これから冬になってくると電気代が跳ね上がるかもしれません。
そうなる前に、快適エアリーの効果的な使い方を調査してみたのが、今回の記事の内容となります。快適エアリーには、標準で「おすすめタイマー」というものがついていますので、今回はこのタイマーを使用したときの消費電力と電気代をみていきたいと思います。
快適エアリーのおすすめタイマーとは?
快適エアリーに標準で設定されているタイマーは、以下の三種類があります。
・おすすめタイマー1(一日中型)
・おすすめタイマー2(夜型)
・おすすめタイマー3(朝夜型)
日中、朝、夜のうち、在宅する時間帯に合わせてタイマーの設定を行います。我が家では朝と夜は在宅で、日中は仕事ですので、「おすすめタイマー3(朝夜型)」を設定しました。
おすすめタイマーの効果は?
この「おすすめタイマー3」の効果を見るため、1日このタイマーで快適エアリーを暖房運転してみました。調査日は2014年11月15日の秋〜冬の天気、快適エアリーは1Fのみです。設定温度は居室が24度、ベース(床下)が25度です。
まず、調査日の気温の推移を紹介します。
最低気温8度、最高気温15度と肌寒い日です。この日の前日夜から「おすすめタイマー」を設定していますので、この日は一日おすすめタイマーで運転していることになります。
それでは、おすすめタイマーの快適エアリー暖房電気代を紹介します。
快適エアリーの暖房電気代は128円でした!
タイマーの設定では、「5〜9時」と「16〜22時」は通常運転で、それ以外の時間は「キープ運転」となっています。キープ運転とは、暖房運転は継続するけれど設定温度が5度程度低くなるモードで、弱い暖房運転という感じです。
このデータを見ると、朝2時から徐々に温め始めて5時、6時あたがピークです。この時間帯なら深夜電力の安い電気を使えています。それでもがんばって温めているので、電気代は一時間あたり約15円程度です。
その後は徐々に温めを止めていき、電気代の高い日中はほとんど動いていません。このときの室温はだいたい23度。この日の最高気温が15度ですから、暖房運転をほとんどしなくても8度も高く室温を保てています。
18時以降は在宅なのでタイマー設定により通常運転を開始していますが、エアコンにありがちな「運転開始時の消費電力の急上昇」はないです。
この結果を見ると、なかなか賢くタイマーが動いているようですね。安い深夜電力でたくさん温めて、高い日中電力ではあまり暖房運転しない。わざわざ人間がリモコンを操作してオンオフしなくても、ちゃんと切り替えてくれるのが楽チンですね。
まとめ
以上、今回は快適エアリーのおすすめタイマーを設定したときの電気代について見ていきました。
今回の結果から、おすすめタイマーを使うと深夜の安い電気を使って宅内を暖めてくれることが分かりました。これだけうまく運転してくれるので、今後はこのタイマーで運用していこうかと思います。
次回は12月の冬の快適エアリー電気代を紹介したいと思います。