季節は春の初旬。気温も暖かくなって、花粉症の方以外は過ごしやすい時期ですよね。
(私は今年、人生イチ花粉症がキツイのでしんどいですが。。。)
3月は入学、入社、異動、転勤の時期です。
となると気になるのは引っ越し費用ですよね!
特にこの時期に新築完成が重なってしまうと、別に異動も入社も無いのにムダに高い引っ越し費用を払わされてしまうこともあります。
最近は人手不足のあおりも受けて、ますます引っ越し費用が高いようです。
ニュースでは本当か嘘か分かりませんが、50万円の見積もりを出された人もいるようですし、場合によっては見積もりすら出してもらえずお断りされるケースもあるようです。
そうなると、わざわざこの繁忙期に新居に引っ越すのがオトクなのか、あるいはひと月延ばして4月以降にするか、悩ましいところです。
入学や入社と違って、新居への引っ越しはいつでも良いので、極端な話、建って1年後に入居してもいいわけです!
ただ、せっかく建てたマイホームに住まず、賃貸アパートに住んでいると、余計な家賃を払っていることになります。
そこで今回は、高い引っ越し費用払っても3月に新居に引っ越すべきか、それともひと月余分に家賃払ってでも4月に新居に引っ越すべきかを検討していきます!
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引っ越し費用の相場は?
そもそも引っ越し費用の相場っていくらでしょう?
SUUMOのサイトでは、口コミから分析した引っ越し費用の相場を調べることができます。
このサイトで勝手に調べてね!って言うのは適当すぎるので、今回は4人家族の引っ越し費用で調べてみます。
距離 | 繁忙期 | 通常期 |
15km未満 | 118,475円 | 98,526円 |
50km未満 | 135,452円 | 115,804円 |
200km未満 | 180,492円 | 134,123円 | 500km未満 | 239,501円 | 175,652円 |
4人家族なら上記のようになります。繁忙期は2月から4月ということですが、最も高いのは3月ですね。
この表で分かるのは、繁忙期と通常期の差は5万円であるということです。
もちろん荷物の量にもよりますし、平日か休日かでも費用は変わります。
ただ平均しても5万円も差がついているということは、そこから逆算して、いつ引っ越すべきか予想できそうですね!
3月に引っ越すべきか、4月に引っ越すべきか
結論は今の家賃が5万円未満なら4月引っ越しがベスト!
10万円未満なら3月の引っ越し見積もり次第。
10万円以上なら3月引っ越しもアリ!です。
今の家賃が5万円未満の人
まず、家賃が5万円未満の賃貸物件に住んでいる方は、無理に3月引っ越しする必要はありません。
引っ越し費用の差額のほうが家賃より高いからです。
4人家族で5万円未満と言うのは、地方の物件や築年数の経った古い物件、あるいは社宅でしょう。
設備的にも老朽化しているでしょうが、ここはグッと堪えて4月に引っ越しましょう!
平日に休みが取れれば、さらに安くなりますし。
今の家賃が10万円未満の人
地方都市に住んでいる人の多くはこれくらいの価格帯でしょうか?2LDKで8万円とか。
それくらいの家賃になると、3月に引っ越すか4月に引っ越すか悩みどころです。
今年のように人手不足で引っ越し費用がべらぼうに高い場合は、4月引っ越しでも良さそうです。
ただ、そこまで差額は大きく無いと思いますので、3月で引っ越し日が取れるなら3月でも良いと思います。
ここで注意したいのが、4月になると更新料の支払いが必要なら、3月引っ越しがオススメです。
だいたいひと月分払いますから、4月に引っ越しを延ばすと、ふた月分の家賃が出ていってしまいます。
とは言え、大家さんによっては4月に引っ越すので更新料を下げてくれる場合もありますので、早めに相談してみましょう!
今の家賃が10万円以上の人
ちょっと都心に近いと2LDKで10万円以上の賃貸物件はザラにあると思います。
そういう人は、3月に引っ越し日が取れるなら、さっさと引っ越してしまったほうが良いでしょう。
ひと月延ばしたところで10万円以上の差額が付くかは微妙ですし、先の例で更新料が発生すると10万円では足りません。
日にちさえ押さえられるなら、3月で引っ越してしまっても良いと言えます。
ただ、欲を言えば平日に引っ越しできると、繁忙期の3月と言えども少しは安くなります。
仕事が忙しくて休みが取れないと仕方ないですが、例えば大物家具家電だけ平日に運んでもらい、立ち会いは配偶者にお願いする、という手もあります。(共働きだとキツイですけれど)
まとめ
3月は変わり目の季節で、人の移動が多くなります。
本当はその時期を避けて家を作れればいいのですが、もしこのシーズンに新居が建った場合は、今回の記事を参考にして引っ越し月を選んでいただけると良いかと思います!