こんにちは!神下(かみもと@Twitter)です!
今回は、ハウスメーカーで値引きを行うための私独自のテクニックをご紹介していきたいと思います!
ちなみに、我が家はこの記事にあるテクニックを使って値引きを実際行いました!
値引き後の我が家の最終的なセキスイハイム新築費用は、以下の記事をご覧ください(^^)!
消費税増税しちゃったけれど、家を建てたい!
2014年4月から消費税が8%に上がりました。それにともない、新築を建てる際にも建物価格が今までより3%も値上げしてしまいました(汗)
さらには2019年には消費税10%も待ち構えています!恐ろしい・・・。
例えば新築2000万円の物件において、3%というと60万円の値上げになってしまいます!給料2~3ヶ月分。ボーナス1回分。
それだけのお金があればかなり潤沢なインテリアを選ぶことができますよね!そんなお金が消費税として無惨にも消えてしまうのです・・・。
かといって、悲観に暮れて新築の購入を躊躇している暇はありません!さらなる消費税増税が、すぐそこまで迫っているのです!!
今、新築を検討している方のなかにも同じことを考えている方は多いかと思います。消費税5%には間に合わなかったけれども、せめて8%のうちに購入したい、と。
でも、消費税増税で値上げした分、やはり何か損した気分になりますよね?同じハウスメーカー、間取り、インテリア、エクステリアで建築したとしても、増税前と後で3%も値上がりしているのだから、当然です。
そこで、今回の記事では、消費税増税に負けずにお買い得に新居を建てるため、ハウスメーカーに対して効果的な値引き交渉術を紹介したいと思います!!
私自身もこのテクニックで数百万円の値引きができましたし、消費税増税で新築購入者数が減少している今であれば、さらなる値引きが可能となると思います!
それでは、早速そのテクニックをご紹介しますね!
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1)相見積もりを行う
相見積もりとは「異なるハウスメーカーごとの見積もりを比較させる方法」です。
例えば、セキスイハイムで建築しようと考えた場合、同じ価格帯のハウスメーカー(大和ハウスや積水ハウスなど)でも見積もりを出してもらい、その見積もり結果を提示して値引き交渉するということです。
ハウスメーカーの営業担当も契約ノルマがあります。
成績が悪いともちろん何らかのペナルティが課せられます。なので営業さんは頑張って契約を取ろうとしてきます。そこをツケ狙うのです!えいえい!!
仮に、あなた自身がハウスメーカーの営業担当だったとしたら、どうでしょう??
モデルルームに来たお客様。弊社のモデルルームに好印象を感じたようで手応えあり。今月のノルマも足りないことだし、このまま契約してもらえると嬉しい!
と思っていたら、お客様は他社ハウスメーカーも見学していて、すでに見積もりももらっているとのこと。
こちらも負けずに見積もりを提示したけれども、他社のほうが同じ間取りで安い。このままだと他社にお客様を取られてしまう、どうしよう・・・。
そうなると、営業担当として打てる手は「値下げ」なんですね!他社にお客様を取られまいと価格を下げる。
もちろん利益を出さないとやっていけませんから、値下げには限度があります。でも、下げられる部分は下げてくれます。これが相見積もりの効果です!
逆に相見積もりをしていないお客様には、明示的に値下げはしてきません。
なぜなら、相場を知らないから。
他社でも見積もりを取っていると、この間取り、この設備、この部材ならこれくらいの相場であるとわかってきます。それが分からないということは、わざわざ自社の利益を削ってまで値下げしなくても契約を取れるということです。
こうなると、相見積もりがいかに重要かが分かりますよねー!
相見積もりの注意点としては、同じ価格帯のハウスメーカー同士で相見積もりすることです。
例えば高級帯のハウスメーカーの積水ハウスで建築したいと思って、相見積もりはローコストメーカーのタマホームで、というのは絶対NGですよ!!
そもそも戦う土台が違いますので、例え相見積もりを持っていっても値引きされません。あくまで同価格帯、すなわち競合となりうるハウスメーカー同士で戦わせる必要があります。同じ自動車と言ってもベンツとダイハツで比較できないのと同じですね。
また、相見積もりする場合は、できるだけ同じ間取り、設備で見積もりを取ることが大事です。
全く異なる間取りだと、見積もり結果が異なるのは当然ですので、これでは値引きできません。
異なるハウスメーカー同士ですので全く同じ家にはできませんが、同様の間取りにしたり、同様の設備を搭載させることは可能です。相見積もりする場合は、この点にも注意してもらえればOKです!
2)値引きしやすい時期を狙う
先程、営業担当のノルマの話をしましたが、ノルマにも締め日があります。よく家電量販店では「決算セール」とか「ボーナス商戦」とかありますが、あれも売り上げノルマがあるのであの時期にセールをやって売り上げを伸ばしているのです。
注文住宅についても同様に、営業担当のノルマ、営業拠点ごとの売り上げノルマがありますので、やはり決算前や年末、年度末は値下げしやすい時期だと言えます。
特に2014年度は消費税増税に伴う売り上げ減少の影響が懸念されていますので、各ハウスメーカーは今年度の売り上げをあげるべく頑張っているはずです。ということは、2014年度の決算期、年末の12月、年度末の3月は狙い目と言えます。
次回の消費税増税が2019年に予定されていますので、消費税増税後の決算期や、2019年末、あるいは2020年末の3月が狙い目と言えます!
ひとつ注意点は、2020年は東京オリンピックの年です。設備増強のため、職人さんの人手不足が懸念されますので、2019年末〜2020年3月までの期間は、あまり値引きしてくれない可能性もあります。
穴場は、東京オリンピックが終わる2020年末かもしれません!
オリンピック向けに増やした職人さんが職を求めて溢れていて、なおかつ消費税も10%で客足も遠のいている・・・そんな時期が一番値引きしやすいと思います(^^)!
また、これからの注文住宅の売れ行きを観測していくと、値引きしやすい時期が見えてくると思います。
販売個数の推移や各ハウスメーカーの四半期毎の売り上げを見て、減少傾向にあれば狙い目です!
各メーカー、契約を何とかして取りたいと思っているはずですから、相見積もり提示していけば、通常よりも値引きをしてくれる可能性が高まります。
値引きの狙い目時期をじっくり見定めてみても良いタイミングだと思います。
3)内覧対象物件にする
街中を走っているとハウスメーカーの完成物件見学会をやっていることがあります。モデルルームではなく、実際にお客様が建てた物件で、お客様が入居する前に一般のお客様が見学できるイベントです。
あれは新築契約時に値引きする代わりに見学させてもらう契約をしているお宅なのです!
ハウスメーカーは自社の家のよさを知ってもらうためにモデルルームを建築しますが、この費用はハウスメーカー持ちです。
一棟何千万もしますから、いかに有名なハウスメーカーと言えども何棟も建てることはできません。でも、お客様に実物を見てもらう機会を増やすためには実際の物件を増やす必要があります。
そこでハウスメーカーが考えた方法は、実際にお客様が建てたお家を見学できるようにするということです!
これなら建築費用はお客様持ちですし、モデルルームとは違って現実的な住居を見学してもらうことができます。
もちろん全てのお客様の建築物件を、強制的に見学可能な物件にすることはできません。やはり自分の家を他人に見られることを嫌う方もいますから。。。
そこでハウスメーカーは、見学会をやらせていただく代わりに値引きするというやり方を取っている会社もあります。
値引き幅としてはおおよそ数百万円とかなり高額です!
もちろん見学は入居前だけですので、入居後に他人が見学に来ることはありません。見学後にちゃんとクリーニングもしてくれますしねっ。
また、完成物件に入られるのが嫌な場合でも、工事途中の物件を見学できるようにすることでも値引きできる場合があります。こちらは私が実際に行ったやり方です(^^)
完成物件となるとやはり見学者が傷つける可能性もありますし、心理的に抵抗がありました(汗)
もちろん傷が入った場合はハウスメーカーが保証してくれますが、何となく嫌だったので、工事途中だけ見学可能にして値引きしてもらいました。これならフローリングや壁は養生されていますから安心です!
これでも100~200万程度値引きは可能と思います。
我が家の値引き後の詳細な費用は以下の記事で紹介していますので、ご参考にしてみてくださいね!
4)営業さんの脅しに屈しない
営業担当の方は必ずといっていいほど脅しをかけてきます。と言っても本当に脅してくるわけではないですよ(笑)。
脅しというのは、「何時までに契約していただければこれだけ値引きできます。今だけですよ!」という定型文のことです。
これはどこの営業担当でも同じことでしょうが、期日を迫ることで顧客の心理を揺さぶり、正常な判断を欠けさせて契約させるテクニックです。
よくショップでもありますよね、「期間限定」「限定何個」「今だけこの価格!」とか。バーゲンで不要なものまで購入してしまうのもこれですねー。
こういう台詞をハウスメーカー営業さんから投げ掛けられても、屈してはいけません(笑)。
どうせ次の月になっても値引きはしてくれますし、上記で述べた3つのテクニックを駆使すれば、同等かそれ以上の値引きは可能です!
怖いのは、営業さんの言葉に踊らされて契約を急いでしまうことです。
値引きのことだけならともかく、家は一生ものの買い物です。契約してからやっぱやめた、というのは不可能です。
建て終わってから「やっぱりあっちのハウスメーカーがよかった」とか、「自分の収入以上のローンを組むはめになってしまった」とか、「もっと広い家にしたかったのに」とか、不満があっても建て直しは難しいです。
値引きは魅力的な言葉ですが、その言葉に踊らされて本質を見失ってはいけません。
営業さんの脅し文句に負けず、正常な判断ができる状態でよく検討してから契約してくださいね。値引き云々はその後の話なのです!
まとめ
今回の記事では、ハウスメーカーで家を建てる際の値引き交渉テクニックを紹介しました!
最後のテクニックは注意点になってしまいましたが、これらを踏まえて契約を進めていけば、消費税増税後でもお買い得に家を購入できると思いますっ。
せっかくの買い物ですから、できるだけお得に安く買いたいものですね!
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