そろそろ年度末、住宅メーカーも決算期で注文住宅などセールしていたりしていなかったりしています。一般的には高価格ハウスメーカーは決算期でも値引きしていないイメージがあるので、年度末でも嬉しくはないでしょうけれども。
ただ、太陽光発電の買取価格に関しては年度末は重要です。年度ごとに買取価格が決まるので、たった1ヶ月購入が遅れただけで、その後の買取価格がガラリとかわってしまいます。太陽光発電狙いの人はお早めに。
前置きはさておき、気になる住宅ローン金利について、今月も見ていきますよー!
先月のおさらいをしますと、トランプショックはひと段落、各銀行引き上げ過ぎた住宅ローン金利を引き戻しにかかるという2017年2月でした。
引き戻すといっても0.05%とかそれくらいですが、借りる額が大きいですから、0.05%でも低いに越したことはないですね。
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さて、今月の住宅ローン金利はどうなっているでしょう?
トランプショックは落ち着いたものの、住宅ローン金利の長期モノの指標のひとつとなる10年国債利回りはゆるゆると上昇しており、日銀の0%狙いの利回り操作はどこに行ったのかという雰囲気です。
なので、シンプルに考えると今月は住宅ローン金利引き上げとなりそうなのですが、そこは各銀行の目論見もあったりして、一概には言えないところですね。
ということで、今回はメガバンクの2017年3月の住宅ローン金利を見ていきたいと思います!
みずほ銀行
まずはみずほ銀行です。先月は微妙に引き下げていました。
今月のみずほ銀行は、全プランで金利据え置きとなりました!
引き下げがないのは残念ですが、固定20年まで据え置きなのは評価できますね!
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。こちらは先月、固定10年で0.1%も引き下げてくれた良心的な銀行です。
今月の三井住友銀行は、固定3年と10年で金利引き上げとなりました!
引き上げ幅は0.05%程度とは言え、みずほは据え置きできたのに。何とも辛抱足らんですね。
多分、先月引き下げ過ぎた分を取り返すために引き上げたのではないかと推測します(適当ですけど)。
なぜか固定3年もしれっと引き上げていますが、まぁ固定3年みたいな短期固定モノは借りる人少ないでしょうから、借り手としてはあまり痛くはないですね。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。こちらも先月は固定10年と20年で金利引き下げています。が、三井住友銀行と同じく固定10年を大幅引き下げしています。
嫌な予感しかしないですね(汗)
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定5年以上で金利引き上げとなりました!
三井住友銀行より悪い結果ですね!先月引き下げ過ぎた固定10年プランが引き上げなのは許せても、他の固定プランまで巻き添えにして引き上げるのはいかがなものかと。
固定20年は0.1%引き上げですからね。踏ん張りが効かなかったのかもしれません。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2017年3月の住宅ローン金利を見ていきました。
10年国債利回りがゆるりと上昇していますので、だいたい引き上げかなぁと思いましたが、予想に反してみずほ銀行は金利据え置きと頑張ってくれました。
三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行は想定通りすぎて面白みもないというか、メガバンクの中でみずほ銀行の努力が目立つ結果になっただけでしたね。。。
次回は地方銀行の住宅ローン金利の動向を見ていきます!メガバンクとそこまで変わらない気もしますが。。。