前回はメガバンクの2016年11月の住宅ローン金利を見ていきました。
メガバンクは今月は保守的で、珍しく三行全てが金利据え置きとなりました。
住宅ローンの指標となる10年国債利回りもほとんど一定値で安定していますし、住宅ローン金利を上げたり下げたりするキッカケがあまりないのでしょう。
今回はメガバンクではなく、地方銀行の住宅ローン金利を見ていきます!メガバンクと地方銀行は同じようで、意外と住宅ローン金利については異なる推移をすることもありますので、傾向を把握しておいたほうが良いですね。
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横浜銀行
まずは横浜銀行です。日銀のマイナス金利政策のせいで銀行は経営が悪化しているようですが、住宅ローン金利はどうでしょうか?
今月の横浜銀行は、全プランで金利据え置きとなりました!
メガバンクと同じですね。上げるには長期金利が落ち着いているし、下げるにも利益が減るだけだし。他行に右に倣えで、金利据え置きが妥当なのかもしれませんね。
千葉銀行
続いては千葉銀行です。これまでの傾向から言えば、こちらも金利据え置きでしょうかね。
今月の千葉銀行は、全プランで金利据え置きとなりました!
もう皆同じですね。。。面白味が無い。まぁヘタに金利を上げられても困る訳ですが。
静岡銀行
最後は静岡銀行です。見るまでも無いですかね?
ただ、静岡銀行だけは他行と異なり、いつも意外性があるので注目です。先月も、おおむね金利据え置きが多かったのに、静岡銀行だけが金利引き上げという暴挙に出ましたから、怪しいですね。。。
今月の静岡銀行は、固定5年以上で金利引き下げとなりました!
珍しく他行が据え置きなのに金利を引き下げてきました!引き下げ幅も最大0.1%とまずます。
先月無理やり引き上げたことによって、顧客が静岡銀行離れしてしまったんでしょうか?はたまた、他行に比べ高い住宅ローン金利を是正するための帳尻合わせかもしれません。
いずれにしても金利引き下げは嬉しいことですね。
まとめ
以上、今回は2016年11月の地方銀行の住宅ローン金利を見ていきました。
地方銀行もおおよそメガバンクと同じく、金利据え置きでしたが、静岡銀行のように何故か金利を引き下げるところもあり、このあたりは銀行ごとの戦略と言うかノウハウなんでしょうね。
そろそろアメリカ大統領選挙もありますし、来月以降は良くも悪くも荒れそうです。