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太陽光発電

九州電力もようやく買い取り再開!しかし買い取り条件は厳しく

今年9月から新規の再生可能エネルギー発電買い取りを中断していた九州電力ですが、他の電力会社同様、2015年1月中旬から順次買い取り再開することが分かりました。

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太陽光発電を含む再生可能エネルギーの固定買い取り制度に関しては、導入の容易な太陽光発電が爆発的に伸びていき、電力会社の買い取り上限を超えてしまいました。

そのため、九州電力を始めとする電力会社5社は、現在再生可能エネルギー発電の新規買い取りを中断していました。

しかし、12月になり、政府が各電力会社が買い取り可能な電力量を算出したり、太陽光発電に偏りすぎた現状の固定買い取り制度を変更すべく新ルールを設けたりすることによって、買い取り中断していた各電力会社は来年2015年1月中旬から順次、買い取り再開することとなりました。

九州電力も買い取り再開することを決定しましたが、その買い取り条件についてはかなり厳しいものとなっています。

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九州電力の買い取り条件とは?

それでは、来年1月中旬から買い取り再開する太陽光発電の買い取り条件とは、具体的にどんな条件でしょうか?

一定期間買い取り拒否できる

電力需要の少ない時期の一定期間において、太陽光発電設備からの発電電力を買い取らないという強行手段に出るが、それを許容することが条件です。

九州電力管内は、他の電力会社よりも太陽光発電の買い取り余力が乏しく、本来であれば今後も新規買い取りはできないほどです。

しかしながら、それでは現在回答保留されている太陽光発電設備の事業者が大損することになってしまいます。

そのため、苦肉の策として「買い取り再開するけれど、需要があまりない時は買い取らない」という条件を付けたというわけです。

事業者からしてみれば、買い取り再開することは喜ばしいけれど、買い取りしない期間がどれくらいになるか読めないので収益性が計れないという懸念があります。

買い取りしない期間は?

それでは、九州電力が買い取り拒否する期間とはどれくらいなのでしょうか?

現行の固定買い取り制度では、年間最大でも30日までと決められています。しかしNHKのニュースによると少なくとも年間90日以上は買い取り拒否する期間ができるだろう、とのことです。

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90日というと一年の4分の1ですから、年間収入のうち最大で25%も収入減少する可能性があるということになります。

さらには、今後ますます太陽光発電設備が増えていけば、年間90日を超えて、さらに買い取り拒否期間が増える可能性も懸念されます。

来年1月中旬から買い取り再開されるということですが、その条件はかなり厳しいと言えます。とはいえ、現状すでに太陽光発電設備の準備を整えてしまっている方は、条件が厳しくとも九州電力の買い取り条件を飲む必要がありそうです。

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