鴻海によるシャープ買収のニュースはこちらです!
東京新聞Webによると、経営再建中のシャープは太陽光パネル事業から撤退し、事業をソーラーフロンティアに売却する方向で調整に入ったと伝えています。
シャープと言えば国内トップクラスの太陽光パネルメーカーですが、昨今は液晶パネルの採算性悪化に加えて、中国メーカーの安価な太陽光パネルの台頭により太陽光パネル事業も収益が悪化していました。
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今回の報道が真実なら、今後シャープ製太陽光パネルを使うことができないですし、さらに心配なのは、すでにシャープ製太陽光パネルを設置した人への保証です。
太陽光パネルの保証期間は10年
シャープの場合、基本的に太陽光パネルの保証は10年となっています。延長保証に入れば15年の長期保証を受けることができます。
保証内容は、通常使用での故障は無償修理。パネルだけでなくパワーコンディショナー含む太陽光発電システム全て保証の対象となります。
また、発電量も公称値の90%以上出力することを期間内で保証していますので、何らかの原因でパネルの発電量が少なくなった際も保証してくれます。
撤退後の保証は?
このように充実した保証ですが、今回シャープが太陽光パネル事業から撤退した場合、保証はどうなるのでしょうか?
現段階ではシャープは太陽光パネル事業の撤退はないとホームページに掲載していますので、保証がどうなるかは不明です。
ただし、事業はソーラーフロンティアに売却するとの報道ですので、おそらくソーラーフロンティアが既存のシャープ製太陽光パネル使用者への保証を引き受けることになりそうです。
採算性が悪化したとはいえ、既存のお客様を見捨てることはしないと思いますので、ソーラーフロンティアへ売却する際に保証の引き継ぎも交渉していると思います。
我が家もシャープ製の太陽光パネルなので、保証の動向は気になるところです。新しい情報が分かり次第、紹介したいと思います。