まだ暑い日があったり台風が来たり、10月らしからぬ気候の今日この頃、住宅ローン金利の引き下げも底をついてきたようです。
先月は各銀行とも住宅ローン金利を引き上げるという、借り手には不利益な対応をしたおかげで、これから家を買おうと思っていた人は焦ったのではないでしょうか?(そんなことない?)
日銀のマイナス金利の影響も吹き飛び、イギリスのEU離脱問題も忘れ去られつつあり、そして日銀による長期金利の金利操作などという話もあって、なかなかこれ以上住宅ローン金利が下がる要素がなくなりつつあると思います。
ということで、今月も各行の住宅ローン金利を見ていくわけですが、はっきり言って期待しないほうが良いですよ!
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みずほ銀行
まずはお馴染みのみずほ銀行です。大手メガバンクですが、田舎暮らしの私にはATMさえ無縁な銀行です。
今月のみずほ銀行は、固定20年で金利引き上げとなりました!
やはり想定通り、住宅ローン金利を引き上げてきました。ただ、引き上げ幅は小さいのと固定20年のみという点を考えると、銀行側も対応に苦慮しているのかもしれません。
引き上げれば利益出るけれど、借り手が付きにくい。かと言って引き下げれば利益が減る、とかなんとか。
三井住友銀行
続いては三井住友銀行です。こちらも大手ですが、大手だからこそみずほ銀行と傾向が変わらないような気もしますね。
今月の三井住友銀行は、全プラン金利据え置きとなりました!
みずほ銀行と違い、今月は金利据え置きという、まあ妥当な対応になりました。固定20年なんて引き上げても心象悪くなるだけなので、いっその事据え置きで!って感じでしょうか?
というか、そもそも固定10年までしかないからですね。固定20年とかあれば、同じよう「金利引き上げていたかもしれません。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。どうでも良いですが、メガバンクって「み」から始まる銀行ばかりですねー。
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定20年で金利引き上げとなりました!
みずほ銀行と変わらない傾向ですね。まぁこれが銀行としては無難な対応なんでしょうが、せっかくなら他行と違う傾向を出して欲しいものです。
と言って、住宅ローン金利を引き上げまくられても困るわけですが。。。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2016年10月の住宅ローン金利を見ていきました。
先月から比べてみると、おおむね、緩やかに住宅ローン金利引き上げの雰囲気が見て取れます。
現状のままでは、おそらく来月も金利引き上げ、または据え置きとなりそうで、これ以上住宅ローン金利が下がる気配は感じられません。
マイナス金利導入直後は面白いくらい下がってましたから、その反動が緩やかに来ている、ということなのでしょう。
次回以降は地方銀行、ネット銀行の住宅ローン金利を見ていきます。が、たぶん地方銀行はメガバンクと変わらない傾向のような気がしてます。。。
唯一の希望はネット銀行ですが、これもどうなることやら。