前回はメガバンクの2017年2月の住宅ローン金利を見ていきました。
トランプショックもひと段落して、メガバンクは今月引き下げ傾向となってくれました。借り手には嬉しい対応ですね!
今回は地方銀行の住宅ローン金利を見ていきますが、おそらくだいたいの傾向は同じだと思います。まぁ大きな銀行と小さな銀行の違いなだけで、住宅ローン金利の動向はそこまで変わらないものです。
ただ、細かなところで住宅ローン金利の駆け引きがあったりしますので、そのあたりは各銀行の特色と言うか、借り手としてはその特色を理解して、お得に住宅ローンを借りたいものです。
そんなわけで、今回は地方銀行の2017年2月の住宅ローン金利を見ていきたいと思います!
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横浜銀行
まずは横浜銀行です。地方銀行にしては大きな銀行ですので、借りている人も多いのではないでしょうか?
今月の横浜銀行は、固定10年以内は金利据え置きとなりました!
メガバンクの中には固定10年以下でも金利引き下げたところもありましたが、横浜銀行は据え置きという結果になりました。
調査が固定10年までなので、それ以上のプランはどうなのか不明ですが、少なくとも固定10年以下のプランに関しては、横浜銀行はメガバンクに劣るようです。
日銀のマイナス金利が効いているのでしょうか?
千葉銀行
続いては千葉銀行です。こちらも地方銀行では大きな銀行ですね。
今月の千葉銀行は、固定10年で金利引き下げとなりました!
引き下げ幅は0.05%の最小幅ですね。よく借りられている固定10年だけでも金利を引き下げようと努力したのでしょうか。千葉銀行の涙ぐましい努力が見え隠れしているようではないですか!
静岡銀行
最後は静岡銀行です。先月は各銀行引き上げだったにもかかわらず、なぜか静岡銀行だけ固定2年プランを引き下げてきた、謎な銀行です。
今月の静岡銀行は、固定3年のみ金利引き下げとなりました!
引き下げ幅は最小の0.05%です。引き下げをしてくれたのはありがたいのですが、固定3年プランなんて誰が借りるのでしょう??
だいたいは10年以上の固定プランか、変動金利が主体でしょうから、わざわざ固定3年だけ下げるのにメリットは感じませんね。あくまで私の個人的意見ですが。
「メジャーなプランを下げると経営苦しいけど、下げないのも悪目立ちするから短期固定プランだけ引き下げよかな」みたいな判断でしょうか?想像ですけど。
まとめ
以上、今回は2017年2月の地方銀行住宅ローン金利を見ていきました。
メガバンク同様、全体的には地方銀行も引き下げ傾向となっていて、トランプ峠もひとつ越えられたようですね。
ただ、今後のアメリカの動向次第では、来月は再び金利引き上げに転じる可能性もありますし、予断は許さない状況です。
とはいえ、まだまだ低金利時代ですので、今から長期固定で住宅ローン借りても問題ないと言えます。金利3%とか4%の時代に比べれば、1%台の今は低金利ですからね!