先月は新年早々、住宅ローン金利引き上げ祭となっていました。そろそろ家を買いたい!ローン借り換えたい!と思っていた人は、新年から落ち込んだのではないでしょうか?
それもこれも全てトランプ大統領のせいなのですが。。。
トランプ大統領と言えば、入国禁止措置を取ったり、日本に対して自動車輸出し過ぎたとか為替操作してるだとかいちゃもんつけていますが、それが一著名人ならともかく、一国の大統領ですからタチが悪い。
その一言で日本の経済動向が大きく変わるので、今後の動きが気になります。
さて、2月になったので、今月も住宅ローン金利を見ていきます!そろそろトランプショックも落ち着いているころだと思いますので、先月ほどの引き上げはないでしょう。
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みずほ銀行
まずはみずほ銀行。先月は固定5年以上で金利引き上げてきましたが、今月はどうでしょうか?
今月のみずほ銀行は、固定5、7、15年以上で金利引き下げとなりました!
トランプショック収まる!という感じでしょうか。
ただ、ひとつ気になるのが、固定15年以上の引き下げ幅が半端ないということです。
引き下げ幅0.5%ですから!0.05%じゃないですよ、0.5%ですから!めちゃくちゃ引き下げてますよー!
これだと、先月固定15年や20年借りた人は大損ですよね!まぁ、固定15年とか借りる人はレアでしょうが。そういう人はフラット35にしますからね。
ちゃんと店頭金利書いてますからねー。誤記なのか、本当に0.5%も店頭金利を下げたのか。
三井住友銀行
気を取り直して、続いては三井住友銀行です。こちらは先月固定プランのほとんどを引き上げていましたが、みずほ銀行同様、引き下げてきたのでしょうか?
今月の三井住友銀行は、固定3年以上で金利引き下げとなりました!
引き下げ幅も固定10年で0.1%と大きいですね。トランプショックの峠はとりあえず越えたようです。
三菱東京UFJ銀行
最後は三菱東京UFJ銀行です。こちらも先月は固定7年以上で金利を引き上げていました。先の2行に続けるか?
今月の三菱東京UFJ銀行は、固定10年と20年で金利引き下げとなりました!
みずほ銀行や三井住友銀行と異なり、10年と20年というピンポイントで金利を引き下げてきましたね?その代わり、借りる人の多そうな固定10年は0.15%も引き下げてきました。メインとなるプランに注力して金利引き下げる作戦だったのでしょうか?
ただ、三菱東京UFJ銀行の固定20年は店頭金利4.3%なのに、みずほ銀行は3.0%なので、やはりみずほ銀行だけ固定15年以上の店頭金利が異様に低いんですよねー。疑問です。
まとめ
以上、今回はメガバンクの2017年2月の住宅ローン金利を見ていきました。
トランプショックもひと段落して、今月は住宅ローン金利引き下げとなりました。引き下げの傾向は各銀行で異なりますが、とりあえず先月借りなくてよかったという感じでしょうか?
来月も読めないところですが、トランプ大統領次第な気もします。今後の動向に注目です!