セキスイハイムで新築を建てた際に快適エアリーを設置すると、フローリング床に快適エアリーの通気口が設置されます(ガラリと言う名前だそうです)。
この通気口ですが、網の部分を外すと、中にフィルターが入っていて、定期的に掃除をする必要があります。掃除の時期は快適エアリーのリモコンが教えてくれるので、普段はまるっと忘れていて良いのですが、掃除のお知らせマークがリモコンに表示されたら、この通気口フィルターの掃除をします。
といっても、難しいことはなくて、ごくごく簡単にお掃除できます。
市販のエアコンだと、天井近くのエアコンのカバーを外すところからして面倒ですし、大きなフィルターをどうやって外したら良いのか、またフィルターについたゴミやホコリを掃除機で吸い取ろうとしても、エアコンが上についているので掃除機の先を持ち上げないといけないので、辛い態勢での作業になります。
しかし快適エアリーの場合、通気口が床についていますので、とても楽な姿勢で掃除することができます。しかも取り外しが簡単ですので、もしセキスイハイムで新築を建てようと思っているけれど、快適エアリーの掃除が面倒くさそうという方は、今回の記事を参考にしていただければと思います。
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ステップ1:ガラリを外す
何はともあれ、快適エアリーの通気口フィルターを掃除するには、ガラリを取り外さないといけません(通気口の蓋みたいな網)。その前に、快適エアリーのスイッチをOFFしましょう。それから通気口の蓋(ガラリ部分)を取り外します。
快適エアリーを設置すれば、このガラリを取り外すための道具をもらえます。それがこちら。
先端が二股に分かれていて、先っぽが折れ曲がっている道具です。これをガラリの網目に引っ掛けて持ち上げるだけです。
イメージは上の画像のような感じです。こうやって道具を差し込んで、先端の折れ曲がった部分を網目に引っ掛けて、グイッと持ち上げます。少し力が入りますが、カコっと外れてくれます。
ステップ2:フィルターを取り出す
ステップ1でガラリを取り外したら、フィルターが出てきます。
写真だと見辛いかもしれませんが、細かい網目のフィルターが設置されています。特にネジなどで固定されているわけではなく、スポッとはめこんでいるだけなので、すぐに取り外せます。ずっと快適エアリーを使っていると、ここに細かいホコリが付くので、それを掃除機で吸い取ります。
快適エアリーのリモコンがおよそ2、3週間に1度、お掃除しましょうと通知してくれるので、ちゃんとそのスケジュールにそって掃除していれば、ほとんど汚れることはないと思います。
また、外気を取り込む通気口と内気を吐き出す通気口は、別のフィルターが付いています。
こちらはよりしっかりとしたフィルターとなっていて、こちらにもホコリが付きますので、同じく掃除機で吸い取ります。
また、このフィルターは水洗いできますので、水道でジャバジャバ洗ってしっかり乾燥させると、とても綺麗になります。
ステップ3:元に戻す
ここまで終わったら、あとは全てを元に戻すだけです。フィルターを設置し直して、取り外したガラリをはめ込んで、快適エアリーのスイッチをONします。これだけで日常の掃除は終わりです。
まとめ
以上、今回は快適エアリーの通気口フィルターの掃除方法をご紹介しました。
快適エアリーは通気口が床面についているので、市販のエアコンと比べて通気口フィルターの掃除が非常にしやすい構造になっています。楽な姿勢で掃除できますので、子供からお年寄りまで簡単に掃除できると思います。市販のエアコンだと脚立が必要となりますので、小さなお子さんに手伝わせるのも難しいですし、歳を取ると肩が上がらなくなり掃除することもできませんので、最終的に業者にクリーニングをお願いしないといけません。
その点快適エアリーは掃除しやすいのでオススメです。何十年も住み続ける家なので、自分が歳をとった後のことも考慮して、掃除しやすい快適エアリーを選ぶというのもアリだと思います。
ちなみに、快適エアリーの場合、この通気口とは別に外気を綺麗にする大きなフィルターもありますので、そちらの掃除も必要となります。
こちらは通気口フィルターほど頻繁に掃除する必要はないですが、年に2、3回は掃除が必要となります。
こちらの掃除方法についても後日紹介できればと思います。