間取りを考える上で注意しないといけないのが、扉が開くスペースの確保です。
普通の開き扉だと、扉を開くためのスペースを空けておかないといけません。そのスペースには物を置けませんし、延床面積が小さくなりがちなセキスイハイムの注文住宅では、なるべくスペースの有効活用が大事です。
また、階段下の廊下にトイレを設置していると、扉を開いたタイミングで他の家族とぶつかってケガをする、ということもあります。
そんな不満を解消するのが、スライド扉、または引き戸です。
セキスイハイムでも引き戸を選ぶことはもちろんできます。我が家でも、リビングから階段にいたる通路や、洗面所への扉を引き戸にしています。
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ということで今回は、我が家の引き戸を紹介していきます!
リビング〜洗面所の引き戸
まずは、リビングから洗面所に行くための引き戸です。
白の引き戸にしてみました。カラーは色々と選べますが、我が家はリビングの壁紙の色と合わせるために白にしました。よく言われる「壁を白にすると広く感じる」効果を出すためです。ウチはそこまで広くないので、せめてもの努力・・・。
ちなみに、引き戸と言っても、壁に収納するタイプではなく、壁の外側につけるタイプです。アウトセットという引き戸です。
このタイプの引き戸は、扉を上から吊り下げているので、床にレールがないのが特徴です。床にレールがあると掃除する際に面倒です。ホコリも入り込みますので。
また、壁に扉を収納しないので、セキスイハイムのような鉄骨ボックス構造のハウスメーカーでは取り付けやすい引き戸です。壁に鉄骨が入っている箇所だと、壁に扉を仕舞うスペースがないので、このようなアウトセット型の引き戸なら取り付けできます。
とはいえ、やはり扉を壁にしまった方が見た目が良いのも事実。セキスイハイムでも壁内にしまえる引き戸がつけられますので、次にそれを紹介します。
リビング〜階段への引き戸
我が家はリビングから階段への通路に引き戸をつけています。これは、キッチンからの調理臭を二階に上げないためです。油などは気化しますので、扉がないと二階に気化した油が入り込む可能性があります。
こちらの引き戸はチェリー色の木目調にしました。我が家は床を同じくチェリー色の木目調にしていますので、それとカラーを統一した感じです。
こちらは壁の中に引き戸を仕舞えるタイプのものです。このタイプだと床にレールが必要なのですが、開ければ扉が壁の中に収まるので、見た目スッキリします。
本当は洗面所への引き戸も壁の中に収納させたかったのですが、我が家の間取りでは洗面所の引き戸も壁の中に入れると、階段の引き戸の収納とぶつかるため、どちらか一方はアウトセット型の引き戸にしないといけませんでした。
間取りに余裕があるプランなら、引き戸すべて壁に収めることもできると思います。
ただ、階段下のトイレは引き戸は難しいようです。間取りの打ち合わせでトイレも引き戸にしたかったのですが、引き戸を仕舞えるスペースがなかったので、やむなく普通の扉にしました。
引き戸を仕舞えるスペースさえあれば、トイレでも引き戸を採用することはできると思いますので、今セキスイハイムで打ち合わせ中の方は、一度担当者の方と相談してみることをオススメします。